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会計学がキライ!、でした。。。(>_<)

 15年ほど前に、日商簿記3級受験用の講座を受けました。そのあとすぐに2級の講座も受け、試験も受けました。そしてもともと考えナシな性格である私は気軽に、今度は1級の講座を受け始めました。

 日商簿記1級は、4種類の科目を勉強しなくてはいけませんでした。どれも私にはとても面倒でしんどい科目だったのですが、中でもとりわけ1科目、「何を言っているんだか、さっぱりわからない!」と、私を徹底的に泣かせた科目がありました。

 結局途中でギブアップして、1級の試験は受けませんでした。その時に私をうちのめした科目が、○○学という科目だったのですが、あまりにキライな科目だったので、○○学の、○○の部分がいったい何だったのかさえ、すぐに忘れてしまいました。

 最近気がつきましたが、それは「会計学」でした。

 ○○学の正しい名称をすっかり忘れていた私は、数年前に社会人大学で「会計学」を申し込んでしまいました。授業料を振り込みテキストを受け取った日、私は早くも「しまった!」と思いました。

 過去のことを思い出したというわけではなく、単にその時のテキストを2、3ページ見てみただけで、その科目が本当に私にとってしんどくて、おそらく宗教の修行のような科目になるということに気づいたからです。

 でも授業料を払ってしまった以上、しかたがありません。苦肉の策として、とにかくそのテキストをひたすら朗読して、少しでも支払ったお金のもとを取ろうと思いました。

 朗読は本当に大変でした。一生懸命声に出して読んでいるのですが、何を言っているのかさっぱりわかりません。おまけにそのテキストがまた漢字が多い!

 心の中で思いました。

「学生ゎ、会計学がわからないから、会計学を勉強するのだから、テキストゎ、学生にわからないように書くのではなくて、学生にもわかるように書いて下さい!(泣!)」。

 なんとか単位はもらえましたが、「これからはもうお金をもらっても、会計学の本なんか読まない!」と思いました。

 ところで3年ほど前に買った、慶應大学の友岡賛先生という方が書かれた「株式会社とは何か」という本はおもしろかったので、はじめはまったく気がつかずに読み始めてしまいました。全体をよく読み込んだわけではありませんでしたが、とても軽く自然に読めてしまったのです。

ところが友岡賛先生は会計学の先生でした。そしてその本も、実は会計の本でした。

 友岡賛先生の本は、言葉がわかりやすいのと、ものごとの行為者の意図などが、普通の人の感覚で、さっぱりと書かれてあるので、とてもわかりやすいのです。この本を読めばさすがに私でも、企業の目的はどうして利潤の追求なのかなど、いろいろなことがわかります。

 私はものごとの意味がわからないと、実務をしていてもあまり動けない性格なので、この本を読んだことで、自分がどれほどわかっていない経理事務員であったのかが、ものすごくよくわかりました。

 この本をきっかけに、著者のほかの本も読むようになりました。

 ちなみにこの本は、著者の別の本(「会計の時代だ」)に書かれてありましたが、本当は「株式会社とは何か」というタイトルではなかったのだそうです。本当は「会計……」というタイトルが予定されていたそうです。出版社の提言で変更になったとか。

 そのことを知った時、私は本当にこの本が「会計……」というタイトルで出版されなくて良かったと思いました。それは私が会計学と仲良くナイという理由のほかに、別の理由もあったからです。

 なぜかと言うと、この本に出会った時私は「株式会社って、いったい何なのだろう?」と心の中でつぶやきながら、本屋さんを歩いていたからです。そうしたら「株式会社とは何か」という背表紙と、パッ!と目が合いました。

 もしもタイトルが「会計……」だったら、私はいまだに「株式会社って、何だろう?」と言いながら、本屋さんをさまよっていたことと思います。

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コメント

>もしもタイトルが「会計……」だったら、私はいまだに

なるほど。

投稿: 友岡賛 | 2010年3月26日 (金) 15時34分

はい。おそらく。

ちょっとした運命の別れ道でした。¥(^^)/

投稿: みほれみ | 2010年3月26日 (金) 22時25分

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