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はったりのツケは返済したけれど…

 先週はめずらしく「おもしろそう。やってみたい!」と思える求人に出会いました。そこで思いっきりはったりをきかせて履歴書を作成し、なんとか書類選考を突破しました。

 その後がちょっとだけ大変で、もともと「はったり」だったスキルをなんとか本当らしく装うために、結果的に数日間ですが、猛勉強!にいそしみました。その甲斐あって、なんとか一次面接も突破してしまいました。

 「やった、ここまで来ればもう、勝利は目前!」と、思わずひと息をついてしまいました。一番自信がなかったのは、あるスキルだったので、その点さえクリアできれば、あとはだいじょうぶ!と、かなりリラックスして二次面接に臨みました。

もうこの時点で、はじめにはったりをかけてしまったツケは返済できたと思います。なにしろはったりをかけただけのスキルを、実際に習得してしまったのです。あとはもう未経験の仕事であってもやる気を見せて、信頼を勝ち取るだけでしょう!

ところがこの段階で、落とし穴に落っこちてしまいました。(←あっ…!)

 仕事の内容は、ある特殊な機材の使用方法を説明するインストラクターです。対象はある限られた特定の職業の人たちです。たしかにその職業の人たちは、ちょっとプライドが高そうで、扱いにくそうな人たちです。でも別にちょっと専門職というだけで、人間的に異常な人たちというわけでもないのです。

 面接官に言われてしまいました。

 「はっきり言って今回の仕事の相手は、とにかく普通の人たちとは違って、かなり特別な人たちが多いと思います。嫌な思いをすることも多いと思いますが、だいじょうぶですか?」。

 「…」。

 すぐには返事ができませんでした。たしかに少し特殊な職業の人たちです。でもそれほどおかしな人たちが多いのでしょうか?

 いったいどんなひどいことが起こるのでしょうか?

 ただの、ちょっと特別な機材のインストラクションです。普通に考えてみても、何かトラブルになるとか、問題が起こりそうだとか、そういう状況が想像できません。あえて想像してみるとしたら、何か特別に悪意のある人による「いやがらせ」ぐらい?

 それほど悪意を持っている人たちが多いのでしょうか?

 面接官はどことなく意地悪そうな目をして私を見ています。まるで昔のスポ根マンガの鬼キャプテンが新入部員を見るように、目がちょっと意地悪く光っているみたい…。

 「どうやらそういうことなのかな…」。

 ところがこの瞬間、私の中にヘンな反発心が湧いてきてしまって、思わず言ってしまいました。

 「申し訳ありません。ちょっとどういう状況のことをおっしゃっているのか、想像がつかないのですが…」。

 面接官の表情が硬くなってしまいました…。(←あっ?!)

 数分後に、駅に向かいながら思いました。

「あんまり深く考えないで、とにかく『だいじょうぶです!』って、言ってしまえば良かったんだよネ…」。

 面接官は、私が未経験の応募なので、私の根性!が見たかっただけなのです。私が元気よく「だいじょうぶです!」と言っていれば、それだけで良かったのだと思います。

 ところが私は、まだ会ったこともない人たちのことをはじめから、「『おかしな人が多い』と、想定する」ということがイヤだったのです。

 「そんなこと、実際に会ってみなければ、わからないじゃない!」。「もしかしたら、けっこういい人たちかも知れないし、最初から決めつけるから、そういうことになってしまうんじゃない?!」。

 自分の言い分はともかく、ほしかった仕事を手に入れ損ねたのは失敗です。コドモではないのだからその辺はうまく、相手の意図を汲み取って返事をしなくては…。

 私は以前にも同じような質問をされたことがあり、ちょっとヘコみました。

世の中って、本当にそれほど悪意のある人たちが多いのでしょうか?

それとも単に私が、それほど忍耐力がなさそうに見えるから?

 ちょっと悩みます。

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