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2つの立場から書いています。

 このブログについて、ある方から少しご意見をいただくことができました。とてもありがたいことでした。

 そして少し反省しました。私はこのブログの中で、2つの立場から記事を書いています。そのことを表明していなかったことは、数少ない貴重な読者さんからしてみると、私の主張が伝わりにくくなる原因となっていたことと思います。ここで、表明いたします。

 2つの立場というのは、1つは普通の資本主義批判の立場です。そしてもう1つは、「エンデの遺言」にヒントを得た、地球上にまだ一度も実現してない、新しい経済体制を追求する立場です。

 1つ目の立場というのは、本当にありきたりな資本主義批判です。資本主義社会の中で、株式会社をとおして資産運用をしようとする人たちに、「運用はもう少し控えて下さい!」とうったえる立場です。

 ただしこの立場からの記事というのは、このブログの主題ではありません。

 それにもかかわらず、私がそうした批判を書いてしまうのは、私が自分の感情に負けてしまうためです。

 これはジブリのアニメに例えて言えば、ナウシカやシータが燃えている街を見ながら、思わず「やめて!」と悲鳴を上げているような状態です。

 資本主義社会に生きているのだから、弱肉強食の社会であることは当然です。それなのに思わず悲鳴を上げてしまうのは、私の心が弱いのです。

 最近は、あまりこの立場から批判をしていると、自分のエネルギーを消耗してしまうばかりだと気がついたので、これからは加減をしようと考えています。また、あまりこの立場に陥ってばかりいると、私にとってはある「不利な状態」を、自分で呼び寄せてしまいます。

 一方、もう1つの立場というのは、「エンデの遺言」にヒントを得た、地球上でまだ1度も実現されたことのない経済体制の追求です。こちらがこのブログの真の目的です。

 こちらはジブリのアニメに例えると、「天空の城ラピュタ」の中でパズーが、「父さんは、竜の巣の中でラピュタを見たんだ!」と叫んでいるような状態です。

 「エンデの遺言」は、いろいろな有識者の心にざわめきを呼び起こしながら、結局今でも、すっきりとした解明が見つかっていないようです。私はそれを、誰にでも理解ができるような、はっきりとした具体的な言葉で、解き明かしたいのです。

 私にはそういう望みがありますが、ただ、実際の私には社会や経済に関する知識も、また社会的な信用も、教養に裏打ちされた格調高い表現力もありません。私にできることは、中学生がノートを持って、商店や町工場を調査に行くように、地道に、そして具体的に考え、整理し、表現し続けていくだけです。

 望みを実現するために、私には協力してくれる人が必要です。

 そして私が必要とする情報を持っている人たちは、資本主義社会の中では、おそらく私がつい批判をしてしまうような立場の場所にいるのだと思います。私にとって、そうした人たちから嫌われてしまうことは、決して得策ではありません。

 もともと私は、資本主義という経済体制を批判はしますが、その社会における人の役割についてはあまり、良いとも、悪いとも思いません。悪いのは人ではなくて、人をそうした行動に導いてしまう経済体制の方だと思います。

 資本主義社会の中で、強者であろうが、弱者であろうが、どちらも資本主義という経済体制の中に「閉じ込められている」という点では、それほど違いはないと感じます。この経済体制からの突破口は、誰も見つけていないのです。

 この経済体制は、今のところ強者の目から見ても、弱者の目から見ても、正当なものであるかのように見えています。でもエンデは「この経済体制の中の『お金のシステム』が変ではないか?」と、遺していきました。

 パズーはシータとともに、竜の巣の中に飛び込んで行きました。

 私も、地球上でまだ誰も見たこともない、まったく新しい経済体制を、エンデの言葉をたよりに追いかけたいのです。

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