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宇宙から…

 「宇宙から見ると、国境線なんかない」。

 その言葉を聞いたのは、何歳の時だったか忘れてしまいました。それでもその言葉は心に焼き付き、実際には見たこともない地球の姿を思いました。

それなのにこんなにも突然、宇宙から中継される地球の姿を、目で見る瞬間が来るなんて!

 18日(日)の夜に、NHKで放送された番組「宇宙の渚」です。

 途中からちゃんと、生中継の時だけ室内の電気を消して、真っ暗な部屋で見ました。日頃は「テレビはなくても平気」と言っている私も昨晩だけは、「壁いっぱいの大型スクリーンで見たい!」と思いました。

 宇宙から見ると本当に、地球にはただ人間が住んでいる場所があって、そこには人間が生きていて、夜景が光っている…。

 「星の王子様」で語られていた世界を、見ています。

 すごい時代になったと思いました。これからの子どもたちは、こういう映像を当たり前のように見て大人になっていくのでしょう。時代が進むというのは、こんなにも素晴らしいことなのですね。

 私は、人間の寿命が100年程度しかないということを、むしろ良いことだと思っています。

 地球に長く生きていると、どうしても思考の枠のようなものが頭に沁みついて、柔軟な想像力がこわばってしまいます。だからそうやって、頭がこわばってきたあたりで人が死に、まだ若い、思い切り想像力が羽ばたける世代に交代して…。

 人間の世界はそうやって、どんどん進化をしてきたのだろうか?と思います。

 そういう大きな宇宙の中の、同時に、大きな時間の中の、ほんのひとすじである自分を感じます。そして地球は本当に美しく、この惑星に生きていることの幸せを思います。

 これからの子どもたちはこうして、宇宙から生中継される地球を何度も見て、心の中に「まるごとの地球」を焼き付けていくのでしょう。

 いつか、人間は気がつくのかも知れないと思います。

 こんなに丸く、限られた場所の中に生きていて、それなのにある場所で食べ物を捨てながら、ある場所で人が餓えている。

おまけに、こんなに美しく、限られた場所なのに、どうして環境破壊までしながら実体のない「利潤」を追求しているのか?

 宇宙から見ると、実体のない「お金」に振り回されている人間の姿は奇妙です。

 早く気がついて、限りのある生産物や資源は地球上のみんなで上手に分け合うようになり、美しい地球のまま、未来につながって行かれますように。

 私の中で、そういう願いが照らされました。

http://www.nhk.or.jp/space/nagisa/

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