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今年の目標です♪

 年明けて早々、このブログを書く上で、「自分は誰に何を伝えたいのか?」を、改めて確認しなくてはいけなくなりました。そうして気がついてみると、このブログをはじめて2年が過ぎ、「誰に、何を?」という部分では、自分の中にぶれが出始めていることに気づきました。

 

 「エンデの遺言」を追い始めたのは、2007年の5月でした。それから4年半ほどもたっていて、私の中の理解もだいぶ進んできています。

 

 はじめは取り扱っている内容が大きすぎて、とにかく自分と同じように、経済のことなど何も知らなかった普通の人に、資本主義を終わらせる可能性について伝えたいと思い、ブログを書き始めました。「希望はあります!」と、知らせたかったのです。

 

 でも今は、だいぶ様相が違います。

 

 「エンデの遺言」を知ってもらうには、受け取ってくれる人の方に、3段階の理解が必要なのだと気づきました。だから私には3段階のそれぞれに、違う伝え方が必要です。

 

 1段階目は、通常の経済の仕組みです。税金、銀行、株式会社の仕組みなどです。これは、かつての私のように、まったく経済について知らない人に伝えたい説明です。

 

 そして第2の段階は、経済の仕組みに対する認識です。たとえば、株式会社が利益を追求することは、世の中にどのような出来事をもたらすのかなどを、なるべく中立的に考える段階です。

 

この段階までは通常の資本主義社会に対するお話であって、経済を知っている人にとっては、特別に目新しい話ではありません。ただここには、善悪の価値観が入りやすいので、話がちょっと面倒くさくなりがちです。

 

 株式会社が利益を追求し過ぎると、年越し派遣村ができたり、企業の安全対策が不十分となって鉄道事故や原発事故が起きたりすると思います。でも私はそれを、良いとも悪いとも言うつもりは、あまりありません。痛ましいことなので好きではありませんが、ただ「そういう仕組みなのだ」と思うだけです。そして、それが「資本主義社会の限界」なのだと思います。

 

 そして、そのあたりの論争は「エンデの遺言」にあまり関係がないのです。

 

 第3の段階ですが、ここからがおそらく「エンデの遺言」の本質です。「時間を凍らせないお金」とは、つまりシルビオ・ゲゼルの減価するお金などのことですが、そのお金がどうして、人間の世界を幸福に導いていくのかという理論です。私は学者ではありませんので、この理論は、言葉は易しくても構わないのですが、それだけにすじみちのたった説明でなくてはいけないと思います。

 

 この段階は、「モモ」の物語の中に出てくる、「時間どろぼうから、人間の時間を取り戻した」段階のお話です。

 

 最近、第2の段階まで、おそらく話が伝わっていると思われる人に、出会えました。ですので、少し間を飛ばした感じになりますが、今年は第3の段階に焦点を当てたいと思います。

 

 「エンデの遺言」の一番難しいところですが、一番魅力的で、美しい部分です。

 

 私にうまく表せるかどうかはわかりませんが、とりあえずは今年の目標です。

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