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結論です。(その14)参考にした資料です。(2)

 記事の中の会計に関する部分は、ほとんど慶應義塾大学の友岡賛先生の本を読み、考えました。pen

 

★「株式会社とは何か」

 

 「エンデの遺言」に出会って経済について考えるようになるまで、私は本当に世の中のことに知識がありませんでした。20代になって働くようになってからも、さらには30代になって外資系企業の経理事務員になってからも、「会社というのはみんなで集まって、世の中の役に立つ大きな事業をするためにあるのだnote」と、まったく疑いもせず、信じていました。

 

 そうなると当然のことですが、会社のしている行為というのが、あまりに非人間的で、心ないことであるように思えてしまい、働くことが心理的に辛く感じられてしまうので、しょっちゅう心の中で怒ってばかりいました。

 

 ですのでこの本を読んで、「株式会社って、株主の資産運用のために、あんなに利益を追求していたのだ…」と知った時の衝撃ときたら……!!!

 

 思わず息が止まってしまい、頭の上から空が落ちてきて、足元の地面が突然崩れ落ちてしまったかのようなショックでした。(大げさな表現ではなくて、本当にそれぐらいびっくりしてしまいました…。)(^^;)

 

この本に出会ったのは5年前ですが、今ではちょっとしたなつかしい思い出です。世の中のことを何も知らず、ただ子どものように怒って、不満をためていたあの頃の自分を思い出すと、「私って本当に、何も知らなかったんだな…」と、思います。

 

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★「12歳からはじめる賢い大人になるためのビジネス・レッスン 『会計』ってなに?」  

 12歳ぐらいの子どもを対象に、会計と株式会社について説明をした本です。とてもわかりやすく説明されています。

 

 私はこの本は、(ものすごく大胆な発想ですが、)日本中の中学生の副教材になってもいいのではないかと、思っています。また企業で働く新入社員と、すべての経理事務員も、読んでおいた方がいいのではないかと思います。株式会社が理解できないと、過去の私のように、会社のしていることが理解できなくて、本人は出世を望みながら、とんちんかんな仕事をやりかねないからです。(^^;)

 

 この本は、将来、資産運用をする家庭の子ども向けですが、雇用されて働く立場の家庭の子どもたちのためにも、知ってほしい内容だと思います。株式会社について知ることは、世の中の仕組みの、重要な部分について知ることでもあるからです。

 

 ちなみに著者は、子どものうちからこうした投資などについて勉強をすることは、あまりよいことだとは思っていないということなのですが、私は著者のこうした、さじ加減のきいた「ゆるめ」の表現がけっこう好きです。それで、自分とはおそらく反対の立場の本であろうと思うにも関わらず、著者の書く会計の本が好きなのだと思います。

 

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★「なぜ『会計』本が売れているのか?」

 この本は2007年に書かれた本ですが、その頃に流行っていた「会計本」について書いている本です。かまえずに、軽く読めてしまう本ですが、このブログを書く上ではとても参考になりました。

 

 会計が写像であるというところ。利益には実態というものはないというところ。それからどういう行為が、会計の写し取り方の話であり、どういう行為が経営の話であるかというあたり。会計と経営の関係について考える過程は、おもしろかったです。
 

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 私は会計の本の中では、友岡賛先生の本がとても好きなのですが、それは会計という行為について書いてありながらも、著者の本の中にはいつも「人間」の存在があるからです

 

会計という行為は決して、ただの「簿記」ではなく、人間の、何らかの思惑や発想があって、成り立っているものだということがわかると、それまでは無機的でつまらなそうに思えていた会計という世界にも、なんとなく人間的な気配が感じられてくるようで、ちょっとおもしろそうな感じがしてきます。shine

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