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結論です。(その7) お金の発行者について

 ここまで、「生活循環を止めないお金shine」について、考えてきました。そしてそのようなお金の例として、私としては「社会の中で、生産者から消費者への生産物やサービスの受け渡しが発生する都度、発行されるお金」を提案しました。

 

 ここであらためて、「お金とは何なのか?」、そして「お金は社会の中で、どのような役目を果たしているのか?」を整理してみます。

 

 はじめに「お金とは何なのか?」ですが、答えは「単なる数値」です。私たちの現在の社会では、その数値を紙や金属片を使って、あるいは直接数字で、表現しています。pen

 

 次の、「何を表している数値なのか?」という、「生産物やサービスを交換し合うネットワークの参加者の中で、生産物やサービスを受け取った時に、相手側の『貸し』の量を表示する数値です。生産物やサービスの受け取り手にしてみると、「ネットワークからの借り」を表示している数値です。libra

 

 そしてお金の果たすべき役割ですが、「社会全体の『生活循環』を止めないことshine」です。recycle

 

(生活循環については、前述の記事をご覧ください。)

http://go-go-lemming.cocolog-nifty.com/okanetojikan/2012/03/post-dcd9.html

 

これはもう少し具体的に言うと、次のようなことです。

 

 生活循環の中の「生産」と「消費」をつなぐことshine

 ①は同時に、「社会の中の生産者と消費者をつなぐこと」です。生産物やサービスの、供給する人と消費をする人を、つなぐことでもありますshine

 ①、②の役目を果たす時に、受け渡しをされる生産物やサービスの価値を表示することshine

 

 私が今、はっきり考えられるのは、これだけです。

 

 お金が「社会全体の『生活循環』を止めないことrecycle」を目的に、社会の中で使われるようになれば、私たちの生産と消費のサイクルである『生活循環』は安定し、その継続は、社会全体の、生産技術の発展につながります。heart

 

その結果、社会の生産はますますらくになり、社会の参加者はますます豊かで、らくな生活carouselponyが送れるようになるはずです。heart

★★★★★★★

 

 ところで、このような目的を果たすべきお金ですが、そのお金は、いったい誰によってどのようなスタイルで発行されるのが良いのか?ということについて、考えてみます。

 

 私は、電子マネーが一番、使い勝手が良いと思うので、電子マネーを前提に考えてみます。

 

 電子マネーの場合は、基本的にメンバーの登録制、あるいはプリペイド・カードのような、表示する道具を持っている人がメンバーであるとして、メンバーを限定します。

 

 この場合の「メンバーshadow」という意味は、生産物やサービスを交換するネットワークのメンバーである」という意味です。shine

 

 そしてネットワークの中での発行者ですが、2つの方法が考えられます。

 

 ひとつは、生産物やサービスを受け取ることを決めたメンバーが、自分で発行する形です。つまり「買う人」が自分で数値を発行します。「何かを買うたび」に、数値がマイナス方向に大きくなっていきます。また、「何かを売れば」数値はプラスに大きくなります。

 

 もうひとつは、ある一定の機関が発行するという形です。

 

この場合は、「生産物やサービスを受け取りたい」つまり、「買いたい」人は、その機関に依頼をして、数値を発行してもらいます。つまり「借金」です。

 

この時、お金を発行する機関は、数値を発行するだけなので、金利を取ってはいけません。また発行したお金、つまり借金の返済期間を決めてはいけません

 

お金は、社会全体の生活循環を止めないための、中立的な道具であるべきだからです。libra

 

生産物やサービスを交換するための、単なる数値を発行しただけであり、返済期間を決めて金利を取ることは、生産物やサービスの交換をやりにくくさせてしまいます。

 

お金は、社会全体の生活循環にたいして、あくまでも『』であるべきです。

 

ということは、お金の発行者は、社会にたいして中立的に「お金の発行」というサービスを提供できる存在でなくてはいけません。「お金の発行」は、公共的な仕事であるべきです。shine

 

私的目的であっては、いけません。

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