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結論です。(その6) 交換に使われるお金について

 ひとつ前の記事までで、生活循環の中の「生産と減価」のプロセスと、「消費と減価」のプロセスについて整理しました。この記事では、その2つのプロセスをつなぐ、「交換に使われるお金shine」について整理します。

 

 人間の社会ではいろいろな人が、いろいろな生産物やサービスを生産しています。そしてその生産物は、お金と引き換えにほかの人の手に渡り、また別のいろいろな人たちによって、消費されます。

 

 この時、生産物やサービスが、もしも何らかの都合で、消費してくれる人の手に渡らない場合、その生産物は減価を起こして、人間の役に立たない状態にもどってしまいます。サービスであれば、「そのサービスの受け取り手がいない」ということになり、生産する人は、生産そのものができなくなります。

 

 ということは、もしも「効率的shine」という考え方をするのであれば、いったん生産された生産物や、これから生産されるサービスは、できるだけ消費をする人に渡すことができ、なるべく消費をしてもらえる方が、社会全体で考えた場合に「効率的shine」ということになります。

 

 せっかく生産された生産物や、まだ実現してしまいサービスが、生かされずにほうっておかれ、無駄になってしまうのは「効率的ではない」ということです。

 

 このように考えると、「交換に使われるお金shine」はいったいどのような状態で、どのぐらいの量があれば良いのか、考え方がわかってきます。

 

flair

shine「交換に使われるお金」の必要な量は、社会全体で必要とされる「交換」を、すべて実現させられるだけの量です。shine

 

ということは社会全体で、生産された生産物やサービスが、消費者によって「使いたい」と望まれて、その交換を「すべて実現させられるだけの量」ということです。

 

ここで言う「」とは、生産物やサービスの価値を数値化して現した数値のことです。

 

(まさか、そのような人はいないと思うのですが、いまだにお金は金(きん)の量と連動していなくては、という人は、銀行預金も電子マネーも使わないで、生活してください。どちらも地球上の金(きん)の量とは連動していませんが、お金として役目を果たしています。)

 

私たちの社会では、生産物やサービスを生産した人が、その生産物やサービスを消費する人に渡す時shineに、その価値に見合うと認めた量のお金を受け取っています。

 

この状態を、生産物やサービスを渡した人は、社会にたいして「貸し」を作る人、生産物やサービスを受け取る人は、社会から「借り」ができる人として、考えてみます。

 

私たちの社会では、社会から「借り」ができる時に、相手にお金を渡して、「貸し」を作る人の「貸しの量」を表現しています。

 

この取引は、「人間が何かを生産し、交換をして消費をする」という社会では、世の中のあらゆる場所で、また、あらゆる時に発生します。そのすべての場所で、すべての時に、お金(といっても、ただの数値shineですが)が「必要」だということです。

 

そうなると、そういう「すべての交換を実現させられるお金」とは、どのような状態であればいいのか?と、考えが進みます。

 

一番便利なのは、社会の参加者全員で登録制の電子マネーにすることではないか?と、私は思います。

 

そして、社会のある場所で取引が決まったら「その都度」、「その時に」、「その量の」お金を発行し取引における両者の「貸し」と「借り」の状態を表します。libra

 

この時に、この両者のお金の残高については「プラスでもマイナスでもいい」と、私は思うのです。

 

「マイナス」とはつまり、「社会にたいして『借り』がある」という状態です。これは、私たちが日常使っているお金の感覚では、「借金がある」という状態です。

 

私が考える「経済」の前提は、「みんなで生きていく」ということです。heart

 

ですから、(怠け者である場合は別ですが、)普通の人であれば、たとえその人に借金があっても、社会に生産物とサービスがある時は、その人はそれを使えた方がいいと思います。

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