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経済学の世界の温度

 5月頃から、(いちおう、)ちゃんとした経済学の本を読むようになりました。sweat01

 

 まだ全然進んでいませんが、だんだんと「慣れてきた」という気はします。

 

 はじめの頃のことですが、経済学の本を読んでいると、時々、理由がよくわからない「冷たさ」の感覚に悩まされました。penguin

 

経済学という世界の考え方を知っていくと、時々、どこか底の方で、なんとも言えない、ひやりとした冷たさを感じて、心が立ち止まってしまうのです。

 

 まるで海や川で遊んでいる時に、水底のある部分だけ、とても水が冷たい場所があって、びっくりしてしまう時のような感覚です。

 

 今はもう、そういう感覚に少しは慣れてきています。そして、私なりに考えるようになったことがあります。

 

 私はもしかしたら、これまでの人生の中で、あまりにも温かい世界しか知らずにいたのではないか?と、思うのです。spa

 

 考えてみれば私は、子どもっぽい「愛」とか「正義」をかざしていたそのままで、20代から宗教の世界に入っていきました。そこでは「人間は助け合って、生きていく」ということは、ほとんど常識で、疑う余地もないことでした。

 

 人間が争うというのは、人間としてまだ未熟だから、争ってしまうのだと思っていたのです。

 

 ところが経済学という世界に踏み込んだ途端、自分が今まで絶対的に正しいと信じてきたことは、人間の世界にたくさん存在している、いろいろな思想の中のひとつに過ぎなかったのではないか?と、思えてきたのです。

 

 そうなると今まで自分が、真理だと信じて振りかざしてきたことは、ある人たちにとっては大変な「思想の押しつけ」であったということです。

 

 別に、経済学の世界のどこにも「弱者など、どうでもいい」という言葉があるわけではありません。

 

 ただその箇所に書かれてある内容を読んでいると、どうしても、そういう発想を感じてしまうのです。

 

 「ここには、ある人たちの生存権というものは、ないのかな?」という感じです。

 

 なんとなく思うのですが、「人間が、自分よりも弱い人間を支配するのは、当然だ」という思想も、世の中にはあるのかも知れないという気もします。

 

 どこか、西洋の思想なのでしょうか?

 

 いまさらこの年齢になってなんですが、「人間の世界って、奥が深いんだな~」などと、驚きのため息をつきながら、思ってしまいます。sweat01

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