「イケメン」がわからない
ひとつ前の記事とも関係がありますが、実は私は、いわゆる「イケメン」が、わからない女性なのです…。
男性の顔を見て、たしかに「整った顔立ちだな」とか、「きれいな顔だな」などということは、わかるのです。
でも私のおかしなところはその後に、「だから、それで?」となってしまって、少しもトキめかないのです。
これは以前に別の記事で書いた、いわゆる「頭の良い人」についての感じ方とも、似ているのかも知れません。
「こんな難しいお話が説明できるなんて、すごいんだな。なんて頭がいい人なのだろう!」と思ったその後に、「でも、だから、それで?」と思ってしまうような…。
この時もやはり、「ステキ!」というような、華やかなトキメキが起こらないのです。
歌手や俳優も、同じです。ただ見かけが良いだけでは、少しもトキめきません。
外見が整っている男性だとしても、そこに人間的な魅力とか、仕事への熱意など、何か内面的な魅力が備わっていないと、私は退屈です。
その代わりに、内面的な魅力についてのこだわりは、極端に強いようです。
そのため、友人たちと男性の好みについて話をすると、ほとんど話が通じません…。
なぜかというと私が「あの人は、とってもステキね。カッコいいのよね!
」と、トキめきを持って語りたくなる男性たちは、たいがい外見的にはまったく「普通」だったりするからです。
場合によっては、とんでもない年齢だったり、いわゆる「容姿に問題あり」という場合も少なくありません。
ですから友人たちに、「あなたの好みは、わからない」とあきれられてしまうことは、しょっちゅうです。
☆☆☆☆☆☆☆
「イケメン」がわからないということは、男性で言えば、「美人がわからない」という感覚なのかも知れません。そうすると、女性としては損なのではないか?と思われそうです。
でも本人は、まったく不足を感じません。
それどころか、イケメンがわからなくて良かったと思うこともあります。
例えば外見の良い政治家などを、判断する時です。
どんなに顔が良くても、話が上手でも、自分に不利な政策を思いつきそうな政治家には、まったく心が揺れません。
笑顔に惑わされて、判断に迷いが出るということもありませんし、また自ら、自分の首を締める1票を投じてしまうこともありません。
安全な選択ができるので、かえって良いと思います。
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