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2014年3月

消費増税による企業の負荷

 明後日から消費税が8%になります。

 

 そして、そのために現在、日本中の企業の経理部周辺では、いろいろな「面倒!」が起こっていると思います。

 

 簡単に言えば会計システム、販売システムなどの、税率の設定を変更する作業です。

 

 この作業が、言葉で言うことはとても簡単なのですが、実際の作業としてはおそろしく面倒な作業であるはずです。

 

 なぜかという「消費税」という仕組みはとてもシンプルそうですが、実際の企業の現場では様々な業種や商品、それにしたがって売上げのタイミングがいろいろあったりと、様々な状況があるからです。

 

 この設定変更のために、おそらく多くの企業でソフトウェア会社への費用が発生し、また、かなりの社内の労働力も投入されているはずです。

 

 ただしこの費用は、必ずしも財務諸表に現れるものとは限りません。

 

 設定変更のために専門の業者への支払いが起これば、その支払いは記録としても残ります。

 

 でも社内の人間が、時間をかけてその作業を行っている部分は、すべては残業代などに吸収されてしまって、明確になることはないと思うのです。

 

(会議と混乱と、担当者の混乱と、それから気が遠くなりそうな手作業と…。typhoon

 

 そうするとこの消費増税に対応するために、いったい企業の中でどれだけの費用が発生したのかは、まったく明確にならないままで終わってしまいます。

 

 もちろん日本中の企業全体で、いったいどれだけの費用がかかったのか?、ということもです。

 

 昨日はあるスーパーで、「4月1日は消費税対応のために営業を休みます」という内容の貼り紙を見ました。

 

 消費増税のためにそのスーパーでは1日分、通常の営業ができなくなってしまいました。

 

 明日(3月31日)の夜には、深夜になってから商品の値札の貼り換えをしなくてはいけないお店も多いそうです。

 

 どれもこれも増税が消費税ではなく、所得税の増税であったならば、ここまでは発生しなかったはずの手間と費用です。

 

(特に高所得者の上の方から順番に増税してゆけば、計算の手間からいっても、もっともっと簡単に増税ができたのでは?)

 

 消費増税は、実体経済において消費をする人にとってはうれしくない。sweat01

 

 さらにまた消費増税は、実体経済において財やサービスを販売する人にとっても、うれしくない増税の仕方だと思います。sweat02

 

 うれしいのはたぶん安定財源が確保しようとする政府だけではないでしょうか?

 財やサービスを生産し、それを買って消費をしている実体経済にとっては、ぜんぜんうれしくない!sweat01

 
それどころかとても負荷が大きくて、企業のお金と時間が奪われる、困った増税方法です。sweat02

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決算書の読み方のセミナー

 公認会計士の大畑伊知郎先生のセミナーに行ってきました。

 

 新刊の刊行記念セミナーです。
 

 とても勉強になりました。

 

 簿記を知っていて、財務諸表とはどんなものかを知っていても、なかなか企業の本当の財務諸表を読み方はわからないと思います。

 

 財務諸表というものが、単なる文字と数字の羅列に見えてしまい、見ていても何を読み取ったらいいのかが、わかりません。

 

 でも会計士さんの目から見ると、決算書というものは、意外といろいろな情報を表現しているものなのです。

 

 お話の内容はだいたい新刊の中に書かれてあるのだと思いますが、やっぱり著者と同じ資料を手に持って、著者からの説明と一緒に見ていく方が、ポイントがらくらくと頭に入ります。

 

 本の中でもそうでしたが、著者の説明はとてもわかりやすく、短時間でたくさんの理解が進みました。

 

 会場に入る前はなんとなく気おくれがしてしまい、ちょっと小さくなって入室したのですが、勇気を出して(?)行ってみて良かったです。shine

(*^^*)

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簿記が好き♪

 この最近は、簿記(複式簿記)がおもしろくてたまりません。note

 

 新しい仕事を探しているのですが、やはり簿記に関わっていられる仕事がしたいと思います。

 

 複式簿記は理解が進めば進むほど、その仕組みのおもしろさに感嘆し、どんどん引き込まれてしまいます。

 

 複式簿記は私にとって、とてもよくできたパズルのような、飽きないおもしろさがあるのです。

 

 もっともっと、複式簿記の構造に驚いてみたいし、複式簿記が現実の企業の実態を写し出す技法について知りたいです。

 

 そういうドキドキが満たされる仕事に就けますように!、と思います。shine

(*^^*)

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消費増税と賃金

 消費税が8%になるので、家計の収入との関係を計算してみました。

 

 ここでは、貯蓄がたくさんある家計のことは、おいておきます。

 

 毎月、稼いだお金の全額を、消費にまわしている家計。

 

 つまり毎月、ほとんど貯蓄ができない家計で考えます。

 

 収入を、完全消費している家計です。

 

 そういう家計が4月からも、収入となる賃金が今までと同じである場合。

 10万円を基準に考えます。

 

 今までの生活であれば収入10万円あたり、その5%が消費税への支払いだったので、実際に手に入れられた財やサービスの金額は、10万円÷105×100 = 95,238円分でした。

 

 そしてこれからの生活は収入10万円当たり、その8%が消費税への支払いです。

 

 そうすると実際に手に入れられる財やサービスの金額は、10万円÷108×100 = 92,593円分です。

 

 差額は2,645円。

 

 ということは、もしも家計の収入が同じであれば、その家計は今までよりも財やサービスを買う量を、税抜金額で2,645円分少なくしないと、赤字を出してしまいます。

 

 今までよりも税抜で2,645円分、何かを買うことをあきらめないと、支出の総額が10万円を超えてしまいます。

 

 何を買うことをあきらめるか?

 

 収入の少ない家計にとっては2,645円分も、何かを買うことをあきらめるというのは、なかなかツライ状況です。

 

 でもそのことに気づかずに、今までと同じだけの量だけの財やサービスを買っていると、その家計は気づかぬうちに赤字を重ねてしまいます。

 

 ツライ選択ですが、収入が増えない場合はそうするよりほかにはありません。

 

 今の計算は収入10万円あたりなので、収入が20万円の家計の場合は2倍の5,290円分も(!)、何かをあきらめなくてはいけません。

 

 とてもとても、ツライ決断になると思います。

 

 この計算からまたまた考えて、それならば今までと同じだけの財やサービスを消費し続けるためには、収入はどれだけ上がればいいのか?

 

 はじめの計算で、今までは10万円の収入を全部消費にまわしても、実際に手に入れることができた財やサービスの金額は、税抜で95,238円でした。

 

 これからもこれだけの量の財やサービスを買うとすると、この金額に対して8%の消費税がかかります。

 

 95,238円×1.08 = 102,857円です。

 

 つまり賃金が、10万円あたり2,857円上がらないと、今までと同じだけの財やサービスは買えません。

 

 収入が10万円の家計は2,857円ですが、20万円の家計だと5,714円です。

 

 ということは、収入が20万円の家計でお給料が2000円増えて、「うれしい!」と喜んでいても、やっぱり今までよりも消費する財やサービスの量は減らさなくては、赤字です。

 

 今までと同じ量の財やサービスを買っていていいのは、お給料20万円に対して5,715円以上の増額があった家計だけです。

 

 実際には、今まで収入の全額を消費にまわしていた家計が、消費する財やサービスの量を減らすということはかなり難しいはずなので、そうした家計はやっとのことで残してあった貯蓄を取り崩すことになるか、あるいは借金をすることになると思います。

 

 数年後には、まったく貯蓄がない家計や、生活保護を申請する家計が今よりももっと増えると、私は予測します

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その通貨を選ぶ理由!

加入している通信系のポイントが、かなりの量になりました。

 

近いうちに失効してしまうポイントがあるそうです。

 

たしか2年ほど前にもそんなことがあり、その時はとりあえずクレジット会社のギフトカードに交換しました。

 

クレジット会社のギフトカードは使用期限がないので、価値の保存には便利です。それで今回もそのつもりでいました。

 

ところがいざ交換しようとしたら、ギフトカードとの交換はできなくなっていて、その代わりに数種類の電子マネーとの交換ができるようになっていました。

 

ほとんどがなじみのない電子マネーだったので、どの電子マネーにするか考えなくてはいけません。

 

コンビニで使えるもの、スーパーで使えるもの、使い始めに手数料がかかるもの、ネットショッピング専用のものなどいろいろです。

 

どの電子マネーを選ぶかによって、使えるお店が変わってきます。

 

それによって、私の場合は買える品物も変わってきます。せっかく電子マネーに交換しても、買いたい品物が買えなくては意味がありません。

 

そしてまた困ったことに電子マネーは、たいがいある程度の期限つきでした。

 

ということはその電子マネーに交換した後は、期限内に使い切ってしまわないと、これまた無効になってしまいます。

 

いったいどのお店で使えるのかと、期限内にどれだけの量を使えるのか?

 

あれこれ調べて考えているうちに、疲れてきました。sweat01

 

こんなにまでして電子マネーに交換しないと、ポイントが無効になってしまうなんて…。(涙)

 

すっかりくたびれてしまったところで、はっと気がつきました。sign01

 

お金の使用者が、ある通貨を選ぶ理由について、です。thunder

 

たとえば私の場合ですが、私の場合は「その通貨を選ぶことで、いったい何が買えるか?」です。

 

この発想は、たとえば地域通貨を新しく計画する場合にも、通じるものではないででしょうか?

 

ビットコインで示されたように、人がその通貨を選ぶのは、「中央銀行が発行しているから」という理由ではありません。お金システムのユーザーは、誰が発行した通貨であるかは、あまり気にしていないようです。

 

それよりも、私のように買い物がしたい人間の場合には、「その通貨で何か買えるのか?」ということの方が重要なのです。

 

いくら発行された地域通貨が立派でも、その通貨で自分がほしい品物が買えなくては意味がない。

 

地域通貨の普及には、「その通貨で何が買えるのか」ということをはっきり示し、信用を得て行く必要があるのです。

 

ある人が数種類の通貨を使える状況下では、その人には何かしら、その通貨を選ぶ理由があるのだと思います。shine

 

たとえば私の場合であれば、「その通貨で、いったい何が買えるのか?」ということですが、投機でひと儲けをしたい人の場合は「その通貨はこれから値上がりするか?」でしょう。

 

ビットコインはそういう理由もあったので、投機をしたい人たちの人気を呼んでしまい、その価値はとても不安定なものになってしまいました。

 

 この現象はお金のシステムについて考える上で、とても興味深い事例になったと思います。

 

ところで私がようやく選んで交換した電子マネーですが、その後、ちょっとした手続きをすれば、使用期限のないギフトカードや図書カードへの交換もできるということがわかりました。

 

私はさんざん考えて、ようやく「本を4冊買おう!」と決め、買う本まで決めてからその電子マネーに交換したのですが、ここにきてまたまた選択肢が広がってしまいました…。

 

もう疲れたので、とりあえず電子マネーへの交換だけで終わりです。sweat01

 

選べるお金の種類が多いのも、なんだか大変です。

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経済トラウマを癒したくて

 しつこくもまた、コンビニの話です。

 

 近所のコンビニが閉店した次の夜、私は買ってあったチキンドリアを食べました。

 

 普段はあまり食べないのですが。

 

 チキンドリアは思っていたよりもおいしくて、でも同時に「今はもう、お店がないんだ」と思うと悲しくなりました。

 

 「これじゃ、おいしいけれど、おいしくない…(涙)」といった調子で、相変わらず私はへこんでいました。

 

 自分が経営していたわけでもないのに、です。sweat01

 

さすがにちょっと、心の状態がおかしくない?と思った時に、気がつきました。

 

 コンビニの閉店を見たことで、心に傷がついてしまったようなのです。sign01

 

 「まさか、あり得ないでしょう?!」という話ですが、よくよく考えてみると、私は子どもの時からそうでした。普通の人ならばあり得ない状況で、心がショックを受けてしまいます。

 

 「経済トラウマ」とでも、言うのでしょうか。

 

 身の回りの経済的な出来事にショックを受けて、その後、特定の経済事象に過敏に反応してしまいます。

 

 いちばん始まりは、子どもの頃に見ていた父の夜勤です。

 

 交通機関の運転士をしていた父は、シフト勤務で時々夜勤がありました。そうすると睡眠のリズムが乱れてしまうので、日中も頭痛に悩まされます。

 

 子どもだった私はそれを見て、すっかり「仕事」というものが怖くてたまらない。sweat01

 

 今でも長時間労働の人を見たり、シフト勤務で体調が悪そうにしている人を見るのは嫌いです。

 

 時々起る、長距離トラックやバスの事故などは、私のそういう記憶を刺激します。impact

 

 資本主義という経済体制に、私がやたらと反発的なのは、そういう背景があるからです。

 

 これもまた子どもの時の記憶ですが、たまたまテレビを見ていて、シマウマがライオンに食べられてしまう映像を見てしまいました。「弱肉強食」という言葉とともに、その時のショックは焼き付きました。

 

 大人になれば弱肉強食は、まさしく資本主義社会のことでした。sweat02

 

 心の深いところにずっとあるのです。

 

「強さで勝てない者は、生きられない」という印象が。

 

 背中が冷たくなるような、子どもの時の身体感覚そのままに、私は相変わらず資本主義社会に生きていて、時々ふっと千切れていくシマウマを思い出します。

 

働く意思のある人が、その意の反にして仕事を失う場面は見たくありません。

 

 経営を続けていたい企業や商店が、その意に反して経営を止めていく場面も嫌いです。

 

 どうして働く人の意思が、優先されないのかと。thunder

 

 そういう気持ちが癒されたくて、私はこのブログを書くのだと思います。

 

 見ている先は、人が安心して生きられる優しい経済、労働力や資源を上手に配分できる賢い経済、地球をやたらと汚さない、大きな視野を持つ頼もしい経済です。sun

 マンガの悪役みたいな、卑しくて獰猛な資本主義なんかより、よっぽど洗練されていて素敵でしょう?shine

 

\(^0^)/

 

 何日もしないうちにコンビニから、片づけ工事の音が聞こえました。

 

 時間がどんどん、流れてゆきます。

 

 私の時間も流れていく。

 

 あれから会っていませんが、オーナーさんは元気でしょうか。

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コンビニ閉店と景気の疑問

 近所のコンビニが閉店してしまったことで、ちょっと疑問に思いました。

 

 そのコンビニは、住宅街の人通りの多い通りにありました。

 

 競合店とは行ってもそれなりの距離があり、それほど立地条件が良くなかったとは思えませんでした。

 

 また品揃えも良かったし、わざわざ買いに行きたくなるような、大手コンビニなりのおいしいスィーツもありました。

 

 そして24時間営業もしていました。

 

 私はたしかにあまり行かなかったのですが、それは私の稼ぎがあまり良くなかったからです。

 

 でも世の中、私のように稼ぎの悪い人間ばかりではないはずです。

 

 こんなにたくさんの人が住んでいる住宅街の中、稼ぎのいい人も、それなりの人も、とにかく私よりも稼ぎのいい家計はいっぱいあったはず。

 

 そして買い物に遠出をしたくないであろうお年寄りや、それから小さな子どもの姿は毎日見るような地域です。

 

 それなのにどうして、コンビニは閉店してしまったのでしょう?

 

 コンビニの客層と言えば、私のような激しくお金の無い人間ではなくて、お金は無くても泣く子には勝てない、子どものいる家庭、それから重たい物は運びたくないお年寄り、そして若者、学生などではないでしょうか?

 

 みんなそれなりに、「ちょっとした余分な買い物もOK!」または「しかたないよネ」という人たちであるはずです。note

 

 私が住んでいる地域には、そういう人たちはたくさんいるはずなのに、それなのにそのコンビニは経営が立ち行かなくなってしまいました。

 

 もちろんお店側の問題もあるのかも知れません。

 

 それにしても、地域にもたくさんいるはずの、お金があるはずの人たちは、どうしてそれほど、通りに一軒しかないコンビニに行かなかった?

 

 みんな夜中に突然、「アイスが食べたい♪」とか、「コーラが飲みたいな」、「ちょっとお酒!」とか、そういうことは思わなかったのでしょうか?heart

 

 コンビニというのは、ちょっとした無駄遣いをしやすい場所であり、節約生活をしている者にはなるべく避けるべき場所ですが、普通の生活をしている人には、便利な場所であるはずです。shine

 

 私の疑問です。

 

 景気は本当によくなっている?

 

 もしかしてお金持ちがよく行く高級なデパートなどは売り上げが伸びているけれど、中ぐらいの階層の人たちが行きそうなコンビニなどは、売り上げがあまり伸びていない?

 

 コンビニを経営している企業であれば、知っていそうです。

 

 閉店した日の夜、お店の前で私が閉店の貼り紙を見ていたら、その間にも5人ほどの通りかかった人たちが足を止め、驚いた様子で貼り紙を見ていました。

 

 自転車で来た主婦らしい女性が、走り去りながら言いました。

 

 「困ったわ。今度から公共料金、どうしよう…」。

 

 公共料金だけ払ってあまり買い物をしなかった節約人間は、私だけではなかったのかも知れません。

 

 そして、私のような節約人間は、けっこういっぱいいたのかも?

 

 景気が本当に良くなっているのなら、立地条件の良いコンビニやスーパーは、自然に売り上げが伸びてくる。shine

 
そうなるはずではないか?と、思いました。

 

 景気が本当に良くなっていれば、それまで何年も経営がまわっていたお店が、閉店するはずはないように思うのです。

 たった1軒のお店の話です。

 

でも、テレビで良く聞く「景気は良くなっている」という言葉とはうらはらに、とてもさみしく感じる出来事です。

 

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