« 決算書の読み方のセミナー | トップページ | XPのサポート終了に伴う、企業の負荷 »

消費増税による企業の負荷

 明後日から消費税が8%になります。

 

 そして、そのために現在、日本中の企業の経理部周辺では、いろいろな「面倒!」が起こっていると思います。

 

 簡単に言えば会計システム、販売システムなどの、税率の設定を変更する作業です。

 

 この作業が、言葉で言うことはとても簡単なのですが、実際の作業としてはおそろしく面倒な作業であるはずです。

 

 なぜかという「消費税」という仕組みはとてもシンプルそうですが、実際の企業の現場では様々な業種や商品、それにしたがって売上げのタイミングがいろいろあったりと、様々な状況があるからです。

 

 この設定変更のために、おそらく多くの企業でソフトウェア会社への費用が発生し、また、かなりの社内の労働力も投入されているはずです。

 

 ただしこの費用は、必ずしも財務諸表に現れるものとは限りません。

 

 設定変更のために専門の業者への支払いが起これば、その支払いは記録としても残ります。

 

 でも社内の人間が、時間をかけてその作業を行っている部分は、すべては残業代などに吸収されてしまって、明確になることはないと思うのです。

 

(会議と混乱と、担当者の混乱と、それから気が遠くなりそうな手作業と…。typhoon

 

 そうするとこの消費増税に対応するために、いったい企業の中でどれだけの費用が発生したのかは、まったく明確にならないままで終わってしまいます。

 

 もちろん日本中の企業全体で、いったいどれだけの費用がかかったのか?、ということもです。

 

 昨日はあるスーパーで、「4月1日は消費税対応のために営業を休みます」という内容の貼り紙を見ました。

 

 消費増税のためにそのスーパーでは1日分、通常の営業ができなくなってしまいました。

 

 明日(3月31日)の夜には、深夜になってから商品の値札の貼り換えをしなくてはいけないお店も多いそうです。

 

 どれもこれも増税が消費税ではなく、所得税の増税であったならば、ここまでは発生しなかったはずの手間と費用です。

 

(特に高所得者の上の方から順番に増税してゆけば、計算の手間からいっても、もっともっと簡単に増税ができたのでは?)

 

 消費増税は、実体経済において消費をする人にとってはうれしくない。sweat01

 

 さらにまた消費増税は、実体経済において財やサービスを販売する人にとっても、うれしくない増税の仕方だと思います。sweat02

 

 うれしいのはたぶん安定財源が確保しようとする政府だけではないでしょうか?

 財やサービスを生産し、それを買って消費をしている実体経済にとっては、ぜんぜんうれしくない!sweat01

 
それどころかとても負荷が大きくて、企業のお金と時間が奪われる、困った増税方法です。sweat02

|

« 決算書の読み方のセミナー | トップページ | XPのサポート終了に伴う、企業の負荷 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52049/59383736

この記事へのトラックバック一覧です: 消費増税による企業の負荷:

« 決算書の読み方のセミナー | トップページ | XPのサポート終了に伴う、企業の負荷 »