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心と収入と足場の話

「足場」と言えばほんの数年前まで、私は今よりも状況がもっと悪く、足場どころではないような生活をしていました。sweat01

 

 私が長いこと派遣でいたのは、心の不調がなかなか改善しなかったからでした。正社員という働き方は、大変な拘束に感じました。

 

 心の不調を抱えていた時は、1日8時間の仕事でさえも、本当に重たく感じました。

 

 なんとか仕事の時間は持ちこたえ、ようやく帰宅はするのですが、そうすると今度は心の不調が一気に解放されてしまいます。

 

そのため、気がつくと室内で何時間もぼうーっとしたまま、いつの間にか時間が過ぎているというようなことが、よくありました。

 

 自分の家にいるのですが、これでは毎日家の中で「遭難」しているようなものでした。

 

(ちなみに自分では、この状態のことを「室内遭難」と言っていました。)

 

 今から思うとあの頃は、まるで沈みかけた板切れか何かにしがみついて、海の上を漂流しているような気持ちでした。

 

 毎日、時間が崩れてしまうので、時間の積み重ねということが、まったくできません。

 

 生活の足場どころか、毎日、時間を持ちこたえるだけでいっぱいで、未来のことなど考える余裕がなかったのです。

 

 その時期を思えば、心の健康を取り戻しつつある今は、板切れどころかかなりちゃんとした「筏(いかだ)」に乗って、海の上を進んでいるような気持ちです。

 

 今はもう、自分の時間が1日で途切れてしまうということは、ありません。

 

 昨日と今日は、しっかりつながり、また今日から明日も、つながっています。shine

 

 時々ひっくり返る筏でも、乗っている私がしっかりしていれば、「さて、また、何とかしようか♪」とも思えます。

 

 できればどこかで大きな船に拾われて、その船のきちんとした「乗組員」となり、ほかの人たちと一緒に航海がしたいです。

 

 つまりは、「正社員になりたい」ということです。

 

 最近はようやく、自分も正社員になるだけの力はあるという自信がつき、またそれだけの意欲も出てきました。

 

 正社員になれれば、時間のつながりはもちろんのこと、生きて行くための収入だって、おそらく数年単位で安定するでしょう。

 

 ただし問題は、こんなにも長い間派遣で働き、転職を繰り返してしまってきた人間を、今さら正社員として受け入れてくれる企業は、あまりないということです。

 

 それならば正社員という形でなくてもいい。

 

 自営業でも何でもいいから、とにかく心の根をおろしてしっかりと働けるような、継続的に力を注いでいかれる仕事をしたいと思います。shine

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