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2014年10月

ご褒美…?

 ある場所で、経済学のお勉強をしてきました。

 

 おもしろかったです。shine

 

 帰り道、お買い物をすませて、繁華街の近くを歩いていました。night

 

ちょっと暗い裏道にはいったら、正面から自転車が走ってきました。

 

 人通りの少ない、静かな道でした。

 

 やってきた自転車には、どうやら酔っぱらいのおじさんが乗っている様子です。

 

 機嫌よく、鼻歌を歌っているのが聞こえてきました。note

 

 そして私の近くを過ぎる時、突然、「お姉さん、若くていいネ!shine」と声をかけて、去っていきました。

 

 あたりには、私しか歩いていません…。

(^^;)

 

 道が暗かったのと、おじさんが酔っぱらっていたことの、相乗効果でしょう。

 

 何にしても、悪い気分ではありません♪

 

 私も良い気分ですし、現実はどうであれ、おじさんもきっと良い気分でしょう。
 

 今日はよくお勉強したから、きっと神さまからのご褒美が来た!、ということにしておきましょう♪shine
 

*0*

 

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「思い出のマーニー」×3

14067_

 ジブリの「思い出のマーニー」を観たのは、9月も半ばのことでした。

 

 遅くなったのには、ちゃんと理由がありました。

 

 この夏、私は「思い出のマーニー」を、3回も(!)楽しんでいたのです♪

 

*この先、またまたネタバレ、スミマセン!

m(_ _)m

 

 はじめは7月の終わりから読み始めた原作、「When Marnie Was There」でした。book

 
私としてははじめての、英文の長編にチャレンジです。

 

 結果は…。

 

 あらすじは、だいたいわかりました。

 

マーニーが誰なのかも、わかりました。

 

ちゃんと感動して泣きました。幸せな気持ちにもなりました。shine

 

 でも細かい心情の表現や、風景の描写はさっぱりだめでした。sweat01

 

 まるで物語全体が「濃すぎる!もや」にでも、包まれているような感覚です。(笑)

 

 しかたなく今度は、日本語版のマーニーを読みました。book

 

翻訳は、高見浩さんの訳を選びました。

 

 こちらは、思い切りハマりました!!!shine

 

 個性的なアンナの、孤独な心とその癒し。

 

 そしてマーニーとの時間を経た後に開かれた、楽しく、温かな気持ちで過ごす日々。

 

さらには謎解きの面白さと、最後のサプライズ!です。

 

 読み返すたびに新しい気づきを得られる、本当に素晴らしい物語でした。shine

 

 そして最後に、ジブリの「思い出のマーニー」です。

 

 見始めた最初は、舞台が日本に置き換わっているので戸惑いました。

 

 ちゃんと原作のように、上手に進むのか心配で…。(笑)

 

 でもこちらも、原作とはいろいろ違っていても、それはそれで良かったと思います。

 

最後に「勇気」という言葉で物語が収束するという展開には、原作とはまた違った良さを感じました。shine

 3つのマーニーを楽しんだ実費は、税込3,072円です。yen

 

 内訳は、英文のマーニーが1,458円、日本語版のマーニーが594円、ジブリのマーニーがレディース・デイで観て1100円。

 

 本2冊は金券ショップで買った図書カードを使ったので、その分80円をマイナスです。

 

 かかった実費は3000円ちょっとですが、楽しんだ気持ちとしては2~3万円分ぐらいの価値がありました。dollarshine

 

 英文の終盤はマーニーの正体が知りたくて、それこそ「寝る間も惜しんで」読み通しました。(笑)

 

 日本語版はアンナの心情に共感し過ぎ、あちこちラインマーカーでいっぱいです。

 

 そして何よりも…。

 

英語の勉強が全然続かない私でも、読みたいお話であれば、それこそ夢中で読み切ってしまうものだと気づいたこと!

 

つまり自分に英語の勉強をさせたいならば、ポイントはやはりここでしょう♪(笑)

 

これには、自分でも「大発見」だと思いましたshine

 

*0*

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心の痛みは、誰でも同じ

 「マダム・イン・ニューヨーク」という映画を観てきました。shine

 

 インド映画です。

 

 映像が洗練されていて美しく、楽しくて、大変気持ちの良い映画でした。

(以下、またしてもちょっとネタバレです。お気をつけください!)sweat01

 

 インドに住んでいる英語が苦手な主婦、シャシは、姪っ子の結婚式を手伝うために、ニューヨークにやってきます。

 

 彼女は英語ができないことを、家族にばかにされていて、気持ちを傷つけられる日々を送っていました。

 

 美しく、料理も上手で素敵な奥さんなのに、そうしたことを評価されるよりも、英語ができないということで、引け目を感じさせられていたのです。

 

 そんな彼女がニューヨークで、外国人向けの英会話学校に通い始めます。

 

 先生は優しく、生徒はいろいろな国から来ている、数人程度のクラスです。

 

 そんな小さな教室で起こった、ある日のことでした。

 

 その日の授業が始まる前、生徒たちは先生の噂話をしていました。

 

シャシたちの優しいデヴィッド先生はゲイで、ボーイフレンドにふられたそうです。

 

だからその日は、授業に来ないかもしれないというのです。

 

 その時ある生徒が、先生がゲイであることについて悪く言うのですが、その場にいたシャシは、曖昧ではなく、はっきりとした言葉で彼をたしなめなす。

 

 その時の台詞が、素晴らしかったのです。

 

 以下、メモをとってありませんので、かなり不正確ですが、記憶した内容で書いてみます。

 

 「あなたから見れば、彼は変に見えるかもしれない。

 
でも彼から見ると反対で、彼にはあなたが変に見えている。

 
でも、誰でも、心の痛みは同じよ。

 
そんなひどいことを、言ってはいけないわ」。

 
シャシは優しい女性ですが、この時はしっかりと相手を見つめ、自分の主張を伝えます。

 

 シャシの凜とした雰囲気が、この場面ではとても光ります。

 

 日本女性には、おそらく見られないような強さを感じました。shine

 

 その場面を観ていた私は、思いました。

 

 たしかにそうだと、思ったのです。

 

 人間はいろいろ、違います。

 

 国籍も価値観も生きてきた背景も、本当に違います。

 

 でも誰であっても心の痛みは、たしかに同じです。

 

 そこをお互いに気遣い合うだけでも、人と人の関係は、どれほど穏やかになるでしょう。shine

 

 国と国との関係も、おそらく同じでしょう。

 

 人としてどんなに違いがあろうとも、誰かが心を痛めている時は、そこを攻撃したりしてはいけないのです。

 

 ほんのそれだけの気持ちを持ちあうだけでも世の中は、どれほど安心な場所へと変わるでしょうか?

 

 「マダム・イン・ニューヨーク」は、楽しむつもりで観に行った映画でしたが、意外にもたくさんの、心に残る台詞が散りばめられている映画でした。

 

 このほかにも夫婦について、家族についてなど、いろいろと気づかされる台詞がいくつもありました。

 

 教室の外で話を聞いていたデヴィッド先生は、元気を出して教室に入ります。

 

 その場所はもう、傷ついている心を冷たい目にさらされてしまう場所ではなく、シャシの言葉によって温かな場所へと変わっていました。shine

 

 

*↓「マダム・イン・ニューヨーク」の公式サイトはこちらです。

 

予告編を見ているだけでも、楽しい気持ちになれる映画です♪

*^^*

 

http://madame.ayapro.ne.jp/index.html

 

 

*DVDは12月3日に発売予定です。

 

DVDで観て、台詞が全然違っていたらスミマセン!(笑)


m(_ _)m!

 



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港区の可愛いコミュニティバス♪

 年に何回か、用事があって六本木に行きます。

 

 その場合、私の自宅の最寄駅はJR線なので、そうなると六本木という場所は、ちょっと行きづらい場所です。

 

 交通費も、かかってしまいます。

 

 でも「ちぃばす」という、港区のコミュニティバスに乗ると、JRの田町駅からわずか100円で六本木駅まで運んでもらえます。shine

 

 ちぃばすは、名前のわりに大きなバスだと言われることもあるそうですが、私としてはまったく問題ありません♪

 

 ちぃばすは便利で、利用者にとても愛されているから、もっと利用者の期待にこたえるために、がんばって大きいバスに育ったのだろうと考えています。(笑)shine

 

 わずか100円で坂の多い港区を、六本木駅まで連れて行ってくれるちぃばす。

 

 かなり細かい通りも、通っているようです。

 

 地元の人にも、喜ばれているのではないでしょうか?

 

 そう思うと大きなちぃばすも、とても可愛く思えます。bus

 

 ちなみにちぃばす、調べてみると工夫もあって、ますます可愛いバスだとわかってきました。

 

 私の区にも、こうした可愛いコミュニティバスがあればいいのにと思います。

 

↓こちらは、ちぃばすのサイトです。

http://www.fujikyu.co.jp/express/community/vehicle/

 

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本 : 「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん」の感想、後半部分



(この記事は、前の記事の続きになります。)

 

(こちらも、ほとんどネタバレです。ご注意ください。)

 

 トルーゾがカネー村にもってきたアヤシイ投資商品「ヘッジホント」は、もちろんだいじょうぶであるはずがなく…。(笑)

 

 カネー村は当然、大騒動及び大混乱となります。

 

そしてそこに追い打ちをかけるように、隣国でもまた大事件!!!

 

 お金を失う。そして、お金がただの紙くずになる?sweat01

 

そのようなことが起こった時、人間、いえ、「ゾウ」たちの心はどうなったか?

 

 このあたりは、作り話とあなどるなかれ、です。

 

 本田健さんならではの表現で、すっかり様子が変わってしまったカネー村のゾウたちの心がしっかり描かれます。

 

 まだ11歳のエンゾーは、そんな大人たちの様子を見ていて、お金が持っている人間の感情を引き出す力を「怖い」とさえ感じるのでした。

 

 でも結局、カネー村はヘッジホントの被害から免れました。

 

 そこにはかつての大実業家、アルーゾの素晴らしい決断がありました。shine

 

 そしてそのアイデアを出したのは、なんと子どものゾウたちだったのです。

 

 大人たちはヘッジホントですっかり舞い上がり、冷静さを失っていたのですが、子どもたちは、きちんと落ち着いていました。

 

 そして子どもたちは、お金がどれほどの騒ぎを起こそうとも、大切なものを見失うことはなかったのです。heart

 
解説によりますとこの本は、いつか来るかもしれないXデーのために書かれたそうです。

 
Xデーというのは「お金が一瞬にしてその価値を変える日」のことで、たとえば預金封鎖が起こる日などです。

 

 でもたしかに、人々が冷静でいられれば、Xデーもあわてる必要はないかもしれません。

 

 そして怖いのは、お金が価値を失うことよりも、そのことによって人々がパニックに陥り、不安にかられてしまうことの方でしょう。

 
お金が価値を持とうが持つまいが、そこに生きている人たちの生産、交換、消費といった経済活動が、止まるということはありません。shine

 
人間はお金が存在しようがなかろうが、生きていくためには、経済活動を続けるよりほかにないのですから。

 

 そう考えてみるとこの物語は、誰にでも読みやすい物語でありながら、いつか来るかもしれないXデーへの備えとしても、大きな意味を持つ本です。

 

 終盤は、その後のカネー村に生まれた新しい経済ビジョンが語られます。shine

 

 子ゾウたちの活躍は有名週刊誌「ゾウズウィーク」の見出しとなって表紙を飾り、お金の失ったゾウたちには「ダイゾウブ緊急ファンド」から、無利子の融資が行われました。

 

 アルーゾが始めた新しい地域通貨によってカネー村の経済は活性化し、その地域通貨システムは世界に広まっていきます。

 

反省したトルーゾのアイデアによってカネー村は、何もないけれど世界中から愛されるという、ちょっと不思議な観光地として生まれ変わります。

 

 もちろんヘッジホントによって心を振り回されたゾウたちも、それぞれが新しい生き方を得てゆきました。

 

 いいえ、むしろヘッジホントの騒動によってそれまでよりも、もっと良い生き方を見つけていったのです。shine

 

 この物語は、可愛い物語として書かれてありますが、お金について本当に深く学べる1冊です。book

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本 : 「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん」の感想、前半部分

 作家の本田健さんが書かれた寓話です。

 *以下、少しネタバレしています。ご注意ください。

 

 可愛いゾウたちが暮らす「カネー村」という、ちょっとへんてこな名前の村が舞台です。

 

 登場するゾウたちの名前まで、ちょっと可笑しな名前ばかり。

 

 「ナイーゾ」、「アルーゾ」、「ヘルーゾ」、「トルーゾ」、……。

 

 そして国の名前や、学者の名前もちょっと変?!

 

 「ヤメリカ国」でトルーゾが知りあった「経済学者のナニシタイン教授」は、「スゲェーデン王立アカデミー」が授与する「ノーブラ数学賞」を受賞されているそうです。

 

 トルーゾが持ってきたあやしい投資話、金融工学を使った「ヘッジホント」にお金を出すと、お金は1年で2倍になる?!

 

 「ヘッジホント」の目的は、人類を労働から解放すること?!dollar

 

 もともとお金にあまり興味がなかったパン屋のナイーゾですが、可愛い息子のためにお金を増やしたくて説明会に来ました。

 

 トルーゾの話はカタカナと専門用語が多すぎて、何が何だかよくわかりません。

 

 でも、よくわからないけれど、「そんな素晴らしい教授が開発した商品ならば、きっと間違いないだろう」と、トルーゾの言葉を信じてしまいます。

 

 その一方で、「お金がお金を生む」という仕組みが理解できないナイーゾは、不思議に思います。

 

 「人類を労働から解放する」というヘッジホント。
 

 それって、だれも働かない世界ができるってこと?

以下引用

 

(パン屋がパンを焼かなくなり、八百屋が野菜を売らなくなり、郵便配達のおじさんが郵便を配らなくなり、お医者さんが病気を治してくれなくなったら、いったい、世の中どうなっちゃうんだろう?)

 

引用終わり

 

 ナイーゾの疑問は、経済の真髄をついています。shine

 

 トルーゾの話で、カネー村には変化が起こり始めました。

 

 みんなが一斉に、ヘッジホントで投資を始めたのです。

アヤシイ金融商品「ヘッジホント」は、ホントにだいじょうぶ?

 

 なんだか胸騒ぎの予感がしてきます。(笑)

 

 私は、実はこの物語はまだ読みかけです。

 

 この本はタイトルがまるで投資の本のようなタイトルだったので(と言うか、まったくそのままですよね?、父さん→ゾウさん?!)、ある偶然がなければ、おそらく読まなかった本でした。

 

 偶然というのは、たまたまこの本を本屋さんで手にとった時、最後の解説の部分がパッと開いたのです。

 

 そこには一瞬でしたが「シルビオ・ゲゼル」という文字が、はっきり見えました。

 

 あたりには、ミヒャエル・エンデや地域通貨、投機マネーといった言葉も出てきます。

 

 著者である本田健さんは、この可愛いゾウたちのお話をとおして、ゲゼルのいったい何を伝えようとしているのでしょうか?

 

 ゾウたちは、いったいどうなるの?

 

 読みかけですが、ドキドキしてきます♪heart02

 

 大変読みやすい本なので、おそらく今日中には結果がわかるでしょう。

shine(^^)shine

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いつでも「頭がいい!」が好き♪

 自分という人間を観察していると、とにかく「頭がいい!」という感動が好きだと思います。shine

 

 それは人でも何かの組織でも、何かの状態を見たり、方法を知った時、「そのやり方って、とても頭がいい!」と驚いて、心が高鳴るような気持ちが好きなのです。

 

 だから、そういう環境にいると、とにかくうれしいです。shine

 

 「ステキね! カッコいい!」と心の中がときめいて、その場所にいること自体を楽しく感じます。

 

 ところで、この「頭がいい」という感覚ですが、それがいったいどういう状態を見つけた時に、自分が「頭がいい」と感じるのか、今ひとつ上手に言語化することができません。

 

 わかっていることは今の時点では、それはどうやら学歴とはまったく関係がないらしいということぐらいです。

 

 私自身はたいした学歴もないので、高学歴の人のお話などを聞いていると、「なんて頭がいい人なのだろう」と思うことはあるのです。book

 

でもだからと言って感動するかというと、意外とそうではないのです。

 

 かなり極端なたとえになりますが、私にとっては高学歴で難しい思考ができるということと、ジャグリングが上手で素晴らしいということの間には、それほどの違いがないようです。

 

 どちらも素晴らしいのですが、でも私の心がドキドキ、ときめくものとは少し違う…、といった感じです。

 

(「敬意を感じない」、という意味ではありません。)

 

 私はおそらく、世の中で普通に言われる「頭がいい」という状態を、人間の多様な能力のひとつと、それぐらいの感覚でとらえているのだと思います。shine

 

 そうではなくて世の中には、普通の学歴、あるいはそれほどの学歴ではない人でも、「ああ、この人って、本当に頭がいい!」と、私に感じさせる何かを持っている人もいる。

 

 普通の人なのに何か、私の美感を大きく刺激して、「とてもステキだ!」と、私にはっとするような驚きを感じさせてくれる、何かの資質を持っている人がいるのです。

 

 それは人だけでなく、企業や組織もそう。

 

 まるで組織の中に織り込まれているように、様々な部分で頭の良さ、いわゆる「スマートさ」とでもいうのでしょうか。

 
そういう感覚を感じさせてくれる組織もある。shine

 このカテゴリーでは、そんな私の美感に触れてくる「頭の良さ」というものについて、探っていこうと思います。

 

 このテーマは、一見経済とは何の関係もないように思われるかも知れません。

 

 でも実は、関係があるのです。

 

 その理由はどうしてか、今は自分でもわかりません。(笑)

 

でもこのカテゴリーに記事を重ねていくことで、これから少しずつ明確にしてゆきたいと思います。

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スコットランドが示した福祉国家の価値

 先月のスコットランドの住民投票は、私にとって今でも衝撃的な出来事となっています。

 

 スコットランドは、福祉国家というものは、わざわざ、あえてそれを選ぶだけの価値があるのだ」という価値観を、あらためて世界に示した結果になったと思います。

 

 もともと福祉国家であった北欧3国などが、福祉国家であり続けることには、それほどの新しいエネルギーが必要になるとは思えません。

 

 ところがスコットランドの場合は新自由主義路線を進めている連合王国のイギリスから、わざわざ独立という大きな変化を経てでも、福祉国家を目指そうとしたのです。

 

 そこには、それほどまでに強く「福祉国家を望む」という志向に込められた、強い誇りさえ感じられます。

 

 何かと勢いのある新自由主義に比べると、福祉国家というのは地味な印象です。

 

 でも地味ではあっても福祉国家には、やはり大きな価値があるのです。

 

 少なくともスコットランドには、そう感じていた人がそれなりの人数でいたということなのでしょう。

 

 これからは、福祉国家を良いと考える人たちは、新自由主義に押される必要はないのかも知れません。

 

 新自由主義がどれほど経済の発展を謳おうと、それでも強い誇りを持って、「私たちは、あえて福祉国家であることを選ぶ」という意思が示されても、少しもおかしくなかったのです。

 

 その意思表示は、その国の人々の価値観の現れとして、堂々と新自由主義に対峙してゆける力となるかも知れません。

 

 なにしろ福祉国家を志向する人々は、意外と「少なくなかった」のかも知れないのです。

 

 私も社会にたいする美感の問題として、新自由主義よりも福祉国家の方が良いと思っています。

 

 もちろん福祉国家にもいろいろと問題はありますが、それでも「社会に激しい格差を見なくていい」というそれだけでも、私は福祉国家に価値を感じます。shine

 

だからスコットランドの意思表示は、私にとって大変衝撃的であり、そしてカッコいい!と思いました。 

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ある経営学の本

 ある経営学の本を読みました。

 

 経営学、というのは、私はちょっとイメージが悪くて、読む前は「どうせ、企業はどのような経営をすれば儲かるかという、結局はお金儲けのための方法論でしょう?」という、大変失礼な偏見を持っていました。

 

でも読んでみたらそのようなことはまったくなく、私はすぐに「申し訳ありませんでした!」と、お詫びをしたい気持ちになりました。sweat01

 

著者はとても中立的に、そして丁寧に企業に関する研究をされていました。shine

 

そして著者の価値観も伝わってきたのですが、それは私の好きな価値観と一致していました。

 

さらに著者の書き方は大変謙虚でしたので、日頃からこのように生意気な文章ばかりを書いている私は、反省しきりでした。sweat01

 

自分の中から、著者とそのご研究への敬意が自然にわいてくるのを感じました。shine

 

とてもおもしろかったので、はじめて経営学という世界に関心がわきました。

 

気持ちの良い刺激になりました。

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