« 大学の生協で本を買う… | トップページ | ドラマ : 「限界集落株式会社」 第3回 »

ピケティ先生の金利に対する考え方



 週刊ダイヤモンド2/14号の、ピケティ先生の記事を読んでいました。

 池上彰さんとの対談です。

 

 その中で、ピケティ先生の金利に対する考え方が書かれてありました。

 

 中世のキリスト教、イスラム教、旧ソ連を例にあげながら、利子を禁止するとうまくいかないというお話で、「利子がないと投資ができずに経済が死んでしまうからです。」(36ページ)とのことです。

 

 これは「利子がないと、投資がされないので、経済がまわらなくなってしまう」という意味でいいのかな?と、考えていました。

 

 この点は、資本主義経済社会の最大のジレンマだと、私は思います。

 

 利子があると、お金をはじめから持っている人は、利子や、そのほかの資産運用によって、どんどんお金を儲けてしまうので、お金を持っていない人との格差は、どんどん開いてしまいます。dollar

 

 でも利子や配当などを禁止すると、今度はお金を持っている人たちは、お金を融資や出資に出さなくなってしまうので、その結果、実体のある経済がまわらなくなってしまう。sweat01

 

 実体のある経済は、お金の流れに乗るようにして動いているので、お金が入らないと、実体の経済が動けない…。sweat02

 

 ピケティ先生の言葉を読んでいて、「資本主義社会はそれほどまでに、この問題を解決することができないものなのだな」と、思いました。

 

 そしてまた思ったのですが、ピケティ先生はおそらく「エンデの遺言shine」をご存じない…。

 

 まぁ、当たり前と言えば当たり前で「エンデの遺言」は、どうしてか日本の番組制作者にエンデが遺したメッセージです。

 

 そしてその後「エンデの遺言」が、どこかの国の言葉に翻訳されて、日本から「輸出」されたという話は、私は聞いていません。ship

 

 「エンデの遺言」はテレビ番組も作られ、本も出版されてありますが、そのままでは経済学者にはっきりと提示できるような要旨が掴めません。

 

 そして経済学は、地域通貨は認識しているけれど、「お金とは何か?shine」という点については、既存の認識の範囲から抜け出せていません。

 

最近は思うのですが、「お金とは何か?」という問いに意外と近い学問は、複式簿記を扱う「会計」という世界かもしれないとも思います。

 

 複式簿記ほど、実体経済とお金の関係を、よく知っている世界はありません。

 

 会計は企業の状態を写しながら、同時に企業の実体とも勝手に離れて躍り出す、金額の不思議も見ています。

 

 会計は、企業の実体と財務諸表との関係もわかるし、ゲゼルが言っていた「減価」も知っています。

 

 そしてまた、会計はもしかしたら、金額を持たない地球上のあらゆる「資産」にも、いずれ気づくかも知れません。shine

 

 そうしたら反対に会計は、金額だけで実体を持たない不思議な経済活動も、見事に光で照らし出してしまうかも知れないのです。thunder

 

 それはそれとして、私はピケティ先生の言葉を読み、人間の世界ではこれほどまでに強く「お金」という存在が、「当たり前の存在」になっているのだということを、あらためて感じました。

 

 エンデの洞察の重さを、思います。shine

 

 どうやら、これを崩すのは、21世紀の大変な挑戦!になりそうです♪

 

\(^0^)/(←はしゃいでいます♪)

 

 それにしても、記事の続きですが…。

 

 ピケティ先生の言葉の中で、日本の金融緩和を話題にしながら、途中で出てきた言葉に驚きました。

 

はっきりと有効かどうかを答える自信はありませんが、」という言葉が、出ています…。(!)

 

「世界的な経済学者が、そのような言い方をしてしまっていいのですか?!sweat01」、と思いますが…。

 

そこがピケティ先生らしくて、ますますファンになってしまうところです♪sun

 

私の経験上、わからないことについては、「私にも、わかりません」と、はっきり言ってくださる経済学の先生は、たいがい信頼できる良い先生です♪
 

shine(^0^)shine

|

« 大学の生協で本を買う… | トップページ | ドラマ : 「限界集落株式会社」 第3回 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52049/61131679

この記事へのトラックバック一覧です: ピケティ先生の金利に対する考え方:

« 大学の生協で本を買う… | トップページ | ドラマ : 「限界集落株式会社」 第3回 »