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企業は、公共事業から利益を出してはいけないと思います。

 昨日、テレビを見ていたら、戦後の政治について放送していました。tv

 

 なんとなく、かなり前に経済学入門の授業で聞いた、ある先生のお話を思い出しました。

 

 うろ覚えですが、だいたい次のようなことだったと記憶しています。

 

 世界大恐慌の時にケインズが、「政府が赤字国債を発行して公共事業をするべき」と言ったのは、「不況の時には」という、状況の限定がついていたのだそうです。

 

 ところが日本の自民党は、不況でも好況でも関係なく公共事業ばかりしているので、先生のお話では、「自民党は、ケインズの言葉を自分たちに都合良く利用している」というのです。sweat01

 

 「あれでは、財政赤字が膨らむのは当然だ。ケインズは好況の時にまで、公共事業をしようとは言っていない!」というわけです。sign01

 

 その後、ケインズの限定について私はまだ、自分で確かめたわけではありません。

 

でもたしかに、昨晩の番組にもありましたが、日本の自民党は道路工事などの、公共事業をたくさんしてきたようです。

 

 どうもこの公共事業というのは、自民党と企業にとっては、大変「楽しいこと(美味しいこと?)」であるようなのです。

 

 ところでこの公共事業ですが、私は株式会社という仕組みを理解した時期から、ある考えを持つようになりました。

 

 それは、「公共事業を請け負った企業は、その事業からは利益を出してはいけない」というものです。thunder

(また「暴論」かしら?)(^^;)sweat01

 

公共事業を請け負う企業が、その事業から大きな利益を出して、株主に配当を出すなどということは、とんでもないことだと思うのです。

 

 公共事業は、私的な企業の利益のために行われるものではなく、国や自治体のために行われるべきものです。

 

 そこに利益を期待されて、公共事業を請け負われてしまうようでは、納税者はたまったものではありません。

 

 それでは利益の分は、納税を経由した、国や自治体から企業へのお金の移転ではないかと思います。

 

 公共事業については、それを請け負った企業は、「その事業からは、大きな利益を出してはいけない」という、決まりを作るべき。

 

 国や自治体が企業に払うのは、その企業がその事業において支出した実費(人件費は、きちんと支払う。)と、ある程度の利益として。

 その代わりに、税金を負けてあげるとか…。

 

 あるいは、もしもそうすると、公共事業を請け負う企業がなくなると言うのであれば、利益を出す場合でも、実際に企業が得た利益の金額は納税者に公開するべきでは?

 

 公共事業を、企業にとっての「美味しい話」にしてしまうと、企業と政治家の癒着が起こりやすくなり、税金が無駄遣いされやすくなると思います。sweat01

 

 企業は大きな利益を得ようとして、とにかく公共事業を望むかも知れません。dollar

 

 政治家は企業を喜ばせるために、本来は必要のない公共事業をしようとするかも知れません。chair

 

 そうすると、国や自治体が不要な公共事業を計画してしまう可能性が出てきます。

 

 その結果、税金が、本来は必要ない公共事業のために、無駄使いされてしまうかも知れません。sweat01

 

 公共事業というものが、企業にとって美味しい話でなくなれば、利益が目的の企業は公共事業から離れていくはずです。

 

 国や自治体はあとに残ってくれる企業の中から、良心的な企業を選んで、公共事業をまかせればいいと思います。shine

 

 もちろん納税者としては、できるだけ良心的な企業におまかせしたいものです。note

(*^^*)

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