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格差拡大は、ただ今「準備段階」です。

 昨年、消費税が8パーセントに上がってから、「静かに」生活必需品の値上げが始まっています。

 

 それは、商品の金額がそのまま上がっている場合もあるし、あるいは実質値上げという形で価格はそのままで、買える財やサービスの量が減っている場合もあります。

 

 金額がそのまま上がっている商品としては、食品類は、お肉、お魚、野菜など、ほとんどすべての食品が上がっているようです。

 

 どうして、そうしっかり言えるかというと、私が食品を買うのは、かなり値段が安いお店の、その中でも、かなり値段が安い食品しか買わないからです。(←きっぱり!)(笑)

 

 ところが、その「もっとも安かった値段」でさえ、消費税が8%に変わってから、一気に金額を上げているのです。

 

 私の記憶では、ある大手流通系のお店では、消費税が8%になる前は、少量の野菜や卵は、たいがい100円以内で買えました。shine

 

 今では、100円以内で買える食品は、かなり少なくなっています。sweat01

 

 また、雑貨では、トイレット・ペーパーも、以前はドラッグストアで普通に、12ロール税込200円以内で買えました。shine

 

でも今では、税込260円以上が普通です。sweat01

 

 そして、実質値上げもいろいろ起きています。sweat02

 

 私の知っている範囲では、卵、某100円コンビニのお稲荷さんやお惣菜。

 

 そのほか、もう思い出せないような食品も、ずいぶんあります。

 

 実質値上げというのは、きちんとした情報がメーカー側にしかないため、消費者には気がつきにくいものですが、よく思い出してみるといろいろな商品が、「静かに」その内容量を減らしています。

 

 さらに最近耳にした話では、もう50年も愛されている、某有名店のあるお菓子も、実質値上げがされたそうです。sweat01

 

 「あのね、前よりも、ちっちゃくなってるのよ!」と、ある年配の女性が言っているのを聞きました。

 

 本当でしょうか?

 

 自分で確かめていないので、真偽のほどは定かではありませんが、たしかに私も好きだったお菓子なので、思わず心の中で「それは、よくないわ!」と、強く思います。

 

(*^^*)

 

 何にしろ、金額の値上げにしても実質値上げでも、どちらも「それまでの金額で得られたはずの量の財やサービスが、少ない量しか得られなくなる」、という点では同じです。

 

 お金に対して、財やサービスの交換比率が下がっているのです。thunder

 

 家庭にとって生活は毎日のことであり、買い物もまた、ほとんど毎日のことですが、家計が得られる財やサービスの量が少なくなっているために、家計はより多くのお金を支出しなくてはいけない状況になっています。

 

 資産運用ができるほど、余裕のある家庭には関係のない話ですが、家計のほとんどを、生活必需品の消費にまわしている家計には、深刻な話です。

 

 家計はじわじわと、それまでの貯金を吐き出さなくてはいけない状況になっています。sweat02

 お金に対する財やサービスの交換比率の変化により、格差拡大は、現在準備段階と言っていいでしょう。

 

 交換比率の変化というものは、大変気がつきにくい変化ではありますが、経済に関して言えば、大変重要な変化です。thunder

 数年後には、はっきりとした格差の拡大が表れるでしょう。

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