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2016年1月

時代と経営(朝ドラ「あさが来た」を見て思う)

 最近は諸事情により、朝ドラの「あさが来た」の録画がたまりっぱなしです。

 

 1月の2週目ぐらいからたまっていて、とうとうかなりの量になりました。sweat02

 

 ため過ぎないためにも、先ほど何本かをまとめて見ました。

 

 ちょうど加野屋が3年後に銀行となることが発表され、また「五代サマ♪」こと五代友厚が亡くなるあたりです。

 

(ついでに言うと、うめが雁助さんに「一緒にこの家出えへんか?」と言われて動揺する!という場面もありました。笑)

 

 「暖簾を守るため、加野屋も時代に合わせて銀行になる」。shine

 そういう流れを見ていた時、「企業、『商い』というのは、そういうものなのだ」と思いました。

 

 たまたまちょうど、その数時間前に、私は読んでいた本の中でまったく同じテーマに出会っていたのです。

 

 時代は違いますが、状況はとても似ていました。

 

 おそらく経営というのは、時代が変わっていく中で、新しい選択をしながら、事業をつないで行くのでしょう。shine

 その様子はまるで、大きな揺れがある川の中を、決断して進んでいこうとする船のようです。

 

 選択を誤れば、組織そのものが無くなってしまうかもしれません。

 実際にその選択を誤ったがために、長い時代を超えてきた企業が無くなってしまったことだってあったでしょう。

 

 川筋の流れを読み間違い、川面に消えてしまう船のように。

 

 長寿企業というのはそうやって、いくつもの時代を乗り切って、経営をつないで来たのです。shine

 そこには、企業というものに込められた、たくさんの勇気と決断があるはずです。shine

 だからこそ企業というものは、人間のばかばかしい悪意や、愚かさによって潰されてしまってはいけないものだと思います。

 

 たとえば、結局はギャンブルに過ぎないような金融市場の暴落や、粉飾決算によって多額の報酬を得ていく経営者。

 

 そうした、くだらない人間の愚かさで、企業が傷つけられたり、消えてしまってはいけないものだと思うのです。

 

 軽やかなドラマの「あさが来た」ですが、今日はなんとなくそのような、企業経営というもののドラマチックな要素を思いました。shine

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「エンデの遺言」が開こうとする世界



「エンデの遺言」に出会ってから、ずいぶんと時間がたちました。

 地域通貨ブームはすっかり過ぎ去り、あとには、「『エンデの遺言』によって、何かがわかったけれど、どうにもできない」という人も多いと思います。

 私は、この最近になって思います。

 
「エンデの遺言」というのは、金利への疑問や、シルビオ・ゲゼルの「減価するお金」、地域通貨などの情報を伝えながら、その真髄は、現在の地球上に深く根付いている経済観を転換させていくための、「導入」であったのではないか?と思うのです。shine

 
現在の地球上で「お金」というものが、人間の経済活動に大切な役割を担っていることは、間違いありません。

 「エンデの遺言」はその出版によって、人々の目をお金というものに向けさせることには十分成功しました。

 お金というものが、自己増殖(資産運用など、労働の対価とならないお金の手に入れ方のこと)する制度が容認されていることによって、私たちの社会の分配は、何かがおかしくなっているのではないか?という問いです。

 そのため、金利という習慣に着目する人々が増えました。

 でも「エンデの遺言」が道を開き、その先に開かれていく世界は、そこにはとどまらないと思うのです。shine

 その先には、今までの地球には表れなかった、新しい経済観の提示があります。

 その経済観は新しく、そして経済についての真理です。shine

 新しい経済観に気づいた時、人々ははっとして、自分たちが今までどれほど、古い思考に縛られていたのかに気づくでしょう。

 
本当の経済学者といわれる人たちは、その後一気に、その研究がおもしろくなることは間違いありません。

 最終的には、「経済とは、そもそも、人間はお金を使って、いったい何を交換しているのか?」という問いです。

 その答えは、「人間は、労働力という『現実の状態を変化させる力』を、お金による金額という価値に換算して、交換している」というものです。shine

 「現実の状態を変化させる力」というのは、例えば何かを生産したり、何らかのサービスを提供したりする力です。

 
経済の本質というのは、人間が労働力を発揮することによって、現実の状態を変化させる力の出力を、お金による金額に換算して交換し合い、ひたすら現実の状態を変化させ続けていく、社会全体の活動のことです。

 人間の労働力こそが、経済の本質であり主役です。shine

 お金は、その交換時に使われる価値表示用の数値に過ぎず、まったく経済の本質ではありません。

 
単なる数値であり、人間の頭の中だけにある「情報」です。

 経済の主役は、人間の意識の中だけに存在する数値でなく、実際に目の前に現われ、手に触れ、使うことができる、実体のある財やサービスの方なのです。

 そのような経済観が社会に受け入れられた時、人々は「お金というものは、単なる数値に過ぎない」という事実に直面します。

 
お金というものが、決して経済の本質などではなく、もしも万が一、社会から現在のお金というものがなくなっても、地球に天然の資源があり、また人間に労働力という力がある限り、交換さえうまくできれば経済活動は可能だという事実に気がつきます。

 そうなると今度は、本来は労働力の価値を表示するはずのお金が、労働力と関係なく自己増殖する現実の奇妙さにも気がつきます。

 
お金による金額というのは、他者が生産した財やサービスを使える量を示す数値でもあるわけですから、ある人たちのところでは、それが自然と増える仕組みになっているということは、実は大変、不公平な仕組みであることに気がつきます。

 また、世の中がそのように仕組みになっているために、働いても働いても豊かになれない人たちも現われるという構造についても気がつきます。

 
人間の思考の世界というものは頑迷なものなので、真理というものが、必ずしも受け入れられるという世界でもありません。

 
でもエンデは、そうした人間の古い思考の世界に、小さな「切り口」を開いたのです。shine

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今日も感動して、泣いてしまいました…。



 ひとつ前の記事でご紹介した「日本でいちばん幸せな社員をつくる!」という本ですが。book

 

 今日も仕事の帰りに本屋さんに寄って、手に取ってしまいました。

 

 そしてまたしても、いけないと思いながらついつい、ちょっとだけ立ち読みをしてしまいました。sweat01

 

 そうしたら、またしても感動して、泣いてしまいました…。(!)

 

 なんと、前回とは違うところで、です。shine

 ……。

 この本、私を感動させすぎですsweat01

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本 : 「日本でいちばん幸せな社員をつくる!」(柴田秋雄著)

 書店で見かけて手にとりました。

 

 そのままちょっと立ち読みしてしまいました。book

 

 そうしたらなんと、途中で感動してしまって、それ以上は読めなくなってしまいました。(!)shine

(た、立ち読みなのに涙が…?!)sweat01

 

(ど、どうしよう。涙が落ちるから、もう、読めない…!)(笑)

 

 こんなに気持ち良く読める経営の本は、はじめてです。shine

 

 私はこの会社の社員ではありませんが、でも、この本に出会っただけで、私も幸せになってしまいました。shine

 まだ、出版されたばかりの本です。

 

 ぜひぜひ読んで、感動しちゃってみてください!

 

shine(^^)shine

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成人式と選挙権

 成人式の日に、ある街の駅前を歩いていました。

 

 たくさんの振り袖姿の女性たちや、スーツ姿の男の子たちを見かけました。

 

 楽しそうでした。shine

 

 華やかな晴れ着姿に目を奪われながら、私は待ち合わせ場所に向かいます。

 

 大きな駅なので、たくさんの晴れ着やスーツとすれ違います。

 

 待ち合わせ場所に立ちながら、私は思いました。

 

 「あの子たちにはこれから、たくさんの未来がある」。

 そう思った瞬間、私は一抹の陰りに思いが沈みました。

 

 彼らが選択してゆく、日本の未来を思ったのです。

 彼らのほとんどは、おそらく政治や経済に興味がないでしょう。

 

 それ自体は、べつにしかたのないことだと思うのです。

 

 でも私がさみしく思うのは、もしも彼らが政治や経済に興味を持ったとしても、今度は、彼らには自分たちを幸せにする政治や経済を選択する力がないと思うのです。

 「力がない」というのは彼らのせいでなく、それはもともと「必要な力を与えられていない」のです。

 「力」というのは、知識のことです。

 たとえば彼らのほとんどは、かつての私と同じで、「経団連」というテレビでよく聞く団体名を、何か政府の機関ででもあるかのように思っているはずです。

 

 おそらく、単なる「圧力団体」であるということは、知らないことでしょう。

 

 それに「圧力団体」という言葉を知ったとしても、今度は「経団連」の意図を理解するためには、「株式会社」という仕組みがわかっていなければいけません。

 

 「株式会社」、「株式市場」、「株主」、「配当」など。

 そうした知識がなければ、彼らは政治も経済も正しく選択することができません。

 せっかく選挙権を得ても、その政治家がやろうとしている経済政策が、自分たちにどういう結果をもたらすものなのか、予測ができないのです。

 

 その政治家は、株主や経営者重視の政治家か。

 

 あるいは労働者重視の政治家か。

 

 それらの判断ができないとなると、彼らはもっとわかりやすい判断材料で、政治家を判断するしかないでしょう。

 

 たとえば、近隣の他国が悪いとか、政府に従わない地方が悪いとか。

 

 言葉がわかりやすいとか、派手だとか。

 

 そうしたわかりやすい判断材料に引きずられて、彼らが、自分たちの経済状況を不利にする政治家を選んでしまう可能性は、とても高いのです。

 
今のままで行けば、15年後に消費税は20%を超えていて、格差がしっかりと固定化され、彼らの子どもたちの中からは、生涯貧困に閉じ込められてしまう子どもも出るかもしれません。

 

 それは、彼ら自身が自ら、そういう選択をしてしまうかもしれないと思うのです。

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今年もやっぱり「あさが来た」♪(おふゆちゃん)

 今年もまたまた朝ドラの「あさが来た」を、見ています。tv

 

 とくに今週の放送は、とても楽しみにしていました。

 

 なぜかというと、今週のお話はどうやら、あれこれ恋愛話でちょっとややこしく、とても「ドキドキ♪」しそうな感じだったのです。

 

 内容は加野屋のおふゆちゃんの縁談話となるらしく、予告編からして本当におもしろそう。

 

 それで今週は、月曜日から録画してあったのですが、でも、見るのは毎晩じっと我慢をして(笑)、昨晩一気に5回分の録画をまとめて見ました。

 

 どうしてそんな見方をしたのかと言いますと、実は私は、ドラマをちょっとずつ「待つ」ということができない性質なのです。(笑)

 

 ちょっとずつ見ていると、ドラマがおもしろい時ほど、次がどうなるのか気になって、気になって、落ち着かない…。

 

 こんなおもしろそうな場面を、毎日15分ずつ見ていくなんて、とてもできそうになかったのです!

 

 それで昨晩、一気に見ました。(笑)

 

 やれやれ…、ほっとして。

 

 おふゆちゃん、幸せになれそう。良かったネ♪

 

♪(^0^)♪

 

 ちなみにネット上では、あまりのHappyな展開に、お祝いの声が飛び交っていたという話も聞きました。(笑)

 

 それにしてもこのドラマは相変わらず、人の心が「現代的過ぎる」、と言いますか、要するにこれはもう、明治という時代を物語の背景にした、現代のホームドラマです。

 

 明治という時代にあったであろう「古さ」や「重さ」はすっかり取り払われ、現代と同じような、というよりも。

 

いいえ、実際の現代以上に爽やかな心が物語を運んでいく、素敵なドラマになっています。

 

 さて、今日もこれから、今日の分の放送です♪

 

\(^0^)/

 

 というわけで、今回の記事はまったく、経済の話題でも社会の話題でもなくなってしまいました。sun

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正社員は本当に幸せでしょうか?

 派遣でいろいろな会社を見ていると、いろいろなことを考えます。

 

 そして最近、時々思うことですが、「正社員は本当に、派遣よりも幸せなのか?」と思うのです。

 
少し前の時代には、あまりそのようなことは思いませんでした。

 

 それは、正社員には正社員でいることの良さがあり、派遣には派遣でいることの良さがある、という、そういう感じがしていたからです。shine

 その頃は、派遣で働くということについても、それほどの不安はありませんでした。

 

 ところがこの数年、時代はすっかり変わったと思います。

 

 そして、その結果ですが、どうも今は、派遣はもとより、正社員もそれほど幸せではなくなってしまったように思うのです。

 

 つまり今は、派遣も正社員も、どちらも「それほど幸せではない」という状況になってきていると思うのです。

 

 今はもう、正社員のサービス残業というのは、世の中の「普通」であるかのように思えます。

 
(サービス残業をまったくしていない会社員の皆さん、いたら手を上げてみてくださ~い!。)(笑)

 

\(*0*)/

 

 もともと正社員には、あまり明確ではない勤務時間外の労働を望まれる傾向がありましたが、今はそれ以上に、はっきりとしたサービス残業をしている正社員が少なくないようです。

 

 そして、時間給である派遣はどうかと言うと、派遣の時間給の相場は下がっていて、さらにこちらは、うっかりすると仕事にもありつけないかもしれないという状況です。

 

 そうなると派遣は、よほどのスーパー派遣でもない限り、安い時間給の仕事でも受け入れるよりほかにありません。

 

 そういうわけでいつの間にか、「正社員も派遣も、どちらもあまり幸せではない」という状況が起こっているのです。(大企業の正社員になれるような、優秀な人たちはまたべつかもしれませんが…。)

 

 これはどういうことかと考えると、時代が変わったことにより、正社員も派遣も、相対的に売っている労働力の値段が下がっているのです。

 
たとえば正社員の場合は、以前であれば一定時間の仕事に対してもらえたお給料が、今はもっと長い時間働かないともらえなくなっている。

 

 派遣の場合は、1時間に対するお給料が、そのまま安くなっている。

 

 労働力そのものの値段が下がっている今の時代、もしかしたら非正規雇用の派遣やパートであるよりは、どのような職場であっても正社員の方がいいのかもしれません。

 

 でもその代わり、サービス残業が日常化している企業で働くことを考えると、それでは正社員であっても、幸せは感じにくいかもしれないと思います。

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あけましておめでとうございます。

皆さまのご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

 

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

shine*^^*shine

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