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2016年3月

「お金」とは「社会に対する債権」のようなもの

 ふと思ったのですが、お金というのは、簿記で考える時の「債権」のようなものだと思いました。

 

 簿記で考える時の「債権」という言葉は、将来「お金」を受け取れる権利に限定されるのかもしれませんが、ここで考える場合には、将来「社会に売られている財やサービス」を受け取れる権利として考えてみます。

 

 そうすると、お金というのは、「その人が所有している金額に応じて、これからの未来に、その時点で社会に売られている財やサービス購入できる権利」と考えられます。flair

 

 お金がたくさんある人は、その時点からの将来に、社会に売られている財やサービスを、たくさん買うことができます。

 

 お金が少ししかない人は、その時点から将来に、社会に売られている財やサービスを、少ししか買うことができません。

 

 債権、権利という言葉は、あまり良い表現ではないかもしれません。

 

でも、お金をたくさん持っている人は心理的に、自分がこれからの未来に、その所有する金額に相当する、たくさんの財やサービスを買うことができると保証されているように感じていると推察できます。

 
人間はだから、たくさんのお金を持っていたい、あるいは持っていた方がいいと考えるのではないでしょうか?

 保証があれば、安心できます。shine

 それに対して、お金をあまり持っていない人は心理的に、自分がこれからの未来に、そんなにたくさんの財やサービスが買えるわけではなく、持っている金額分しか買えないという限定を自覚していると推察できます。

 

 人間はだから、持っているお金が少ないということを、怖く感じるのでしょうか?

 その怖さというのは、「自分はこれからの将来に、生きるために必要な分の財やサービスを買うことができないかもしれない」という、「生きられないかもしれない怖さ」です。shine

 

 そうした保証と限定の感覚を考えると、お金というのはやはり、一種の「債権」とか「権利」のようなものだという感じがするのです。shine

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味の素(株)の労働時間短縮は、労組側からの要望

 最近記事にした、春闘における味の素(株)の労働時間短縮は、意外にも労組側からの要望だったということを、テレビを見ていて知りました。sign01(放送された日付は忘れました。たしか先週あたりです。tv

 

 放送を見ていたら、経営側の方が出演されていたのですが、そうしたら、その方自身も驚かれたのだそうです。

 

 私は「なんておもしろい方法を思いつく経営者さんたちなのだろう?!」と思っていたのですが、おもしろい方法を思いついたのは経営側ではなく、労働組合側だったのです。clock

 

 労働組合さん、社員さんたちの要望を拾ったのでしょうか。

 

 なんにしても、こうして新しいやり方を思いついたというところが、私としてはやはり興味をひかれます。shine

shine(^^)shine

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政治家を選ぶということは、数年後の自分の経済状況を選ぶこと

 いつの、どの先生の授業だったかは忘れてしまいましたが、ある経済学の先生の言葉が深く心に響きました。

 

今になって思うと「本当にそうだった」と、つくづく感じさせられる言葉です。

 

 記憶に頼るのでうろ覚えですが、「政治家を選ぶということは、税金の使い方を選ぶ(決める?)ということなんですよ」という意味の言葉でした。shine

 

 「政治家を選ぶということは、税金の使い方を選ぶということ?」。

 

 その時の私には、あまり実感がありませんでした。

 

 政治家を選ぶということは、その国の思想的な方向性を選択することだと思っていたのです。

 

 だからその頃の私は、選挙の時に考えるのは、その政治家がどのような価値観を持っているか?とか、どのような世の中にしようとしているのか?

 

そのようなことばかり考えながら選んでいました。

 

 でも今になって思うと、あの時の先生の言葉はまったく正しかったと思います。

 

 政治家が選挙で選ばれた後、どのような世の中を作ろうとするとしても、その時に使うお金は国民の税金です。

 政治家が私財を投じるわけではありません。


 だから選挙で政治家を選ぶということは、ある意味では「税金の使い方を委ねる」ということでもあったのです。

 

 国で言えば、国民から集めた税金を、「何に使ってもらいたいのか」を「任せる」ということだったと思うのです。

 

 そう気づくと国民の立場としては、選挙に行く時の基準が変わります。shine

 選挙で投票をする時点で、国民は数年後の日本の税金の使い方や、税金の仕組みがどう変わるかを選んでいるのです。

 

そして、数年後の日本の経済政策も選んでいるのです。

 

 もっと言えば、数年後の日本の経済状況を選んでいるし、数年後の自分の仕事と家計の状態も選んでいるのです。

 数年後の自分が働く社会は、低賃金の長時間労働が多くて、格差の大きい社会なのか?

 

 それともバブルで運用する資産があればおおいに儲かり、同時にバブルの崩壊の時にはたくさんの資産を失う社会なのか?

 

 自分が負担する税金は高くなり、それに対してどの程度の社会保障が受けられる社会なのか?

 

 自分が払う年金は、それに見合う支給が受けられる社会なのか?

 

 その結果は、その政治家を選んだ数年後に受け取ることになるのです。

 数年後の自分が生きる社会が、自分にとって不利な社会となるのかどうかは、もうすでに選挙の段階で選択されていたのです。

 あれからおそらく、もう10年以上はたちますが、私はあの時の先生のような考え方には出会っていません。

 

 あの頃の私のように、選挙というものは、思想を選ぶものだと思っている人は多いのではないでしょうか?

 

 実は選挙というものは、思想を選んでいるだけではないのです。

 

 選挙というものは、数年後の自分が払う税金と、国がその税金を何に使うかを選んでいたのです。

 数年後に自分が払う税金が高くなれば、自分の経済状況は厳しくなるでしょう。

 

 選挙というものは、数年後の自分の経済状況を選んでいたのです。

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春闘における味の素(株)の決断

 味の素株式会社が、社員の所定労働時間を2017年度から1日あたり20分短縮するそうです。

 基本給は変わらないとのこと。

 社員の労働力を買う時の単価が、1時間あたりについて上昇したことになります。shine

 ちょうど「時短経営」について考えていたところなので、とてもおもしろい決断だと思いました。

 

 どういう社風の企業であり、どのような発想と経緯でこの決断に至ったのか?

 

 興味が湧きました。

 

♪(*^^*)♪

*リンク先は日経新聞の記事です。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08HX8_Y6A300C1000000/

 

 

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スマート企業には2種類ある?

 最近思いついた「スマート企業shine」ですが、よく考えてみると2種類のスマート企業があると思いました。

 

 スマート企業というのは、業務を極力そぎ落として、余分な作業というものが、ほとんどなくなっているような企業です。

 企業というのは「効率化」と言いながら、その実、社内ではかなりの量の無駄な作業をしているものです。

 

(工場などには無駄は少ないかもしれませんが、事務職にはけっこう無駄があるものです。)

 

 そうした無駄な作業、あるいはあまり意味がなくなっているような作業を極力断捨離し、優秀なアスリートのように(!)、目的達成のための必要最低限に近い作業で、業務を行う企業です。

 

 業務の量を減らすことで、従業員が投入する労働時間を減らしても、今までと同じ量の生産が可能になるはずです。

 

 例えて言えば、いままでと同じ量の生産をするとしても、従業員は残業をしなくてもよくなります。

 

 ところでこのスマート企業ですが、業務を断捨離した結果、どのような成果を上げるのか?

 

 よく考えてみると、ふたつの方向性があるのでした。

 

 ひとつは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の生産をしながら、従業員が働く時間を短くしてあげるという方向。shine

 こちらは今はやりのワークライフバランスを考える上でも、まさしくスマート企業!です。sun

 

 そしてもうひとつですが、こちらは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の労働力の投入で、さらにそれまで以上の利益を上げるという方向…。sweat01

 

 言ってみればこちらは、従業員は今までと同じに残業が続くまま、企業全体の生産量の方を増大させようとする方向です。

 

(もっとも現在のように、実物経済の回転が良くない時代には、いくら生産をしたって売れるはずがないので、財やサービスの生産を増やしても意味はないのですが。笑)

 

 前者は業務を断捨離した結果生まれる成果を、従業員の労働時間を短くするという形で、従業員に「時間」として還元します。shine

 

 そして後者は、業務を断捨離した結果生まれる成果を、もっと利益を上げようとする行動にあてるということで、利益→配当という流れをとおして、お金という形で株主に還元することになります。

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セムラーさん!

 先ほどEテレのスーパープレゼンテーションを見ていて驚きました。

 

 ブラジル、セムコ社のリカルド・セムラーさんのことをはじめて知ったのです。

 

 ちなみに今回の放送タイトルは、「(ほぼ)ルールのない会社経営」です。

 

 資本主義社会にこのような経営があったとは!

 

 人間を「こき使う」というイメージの、資本主義社会の常識を覆すような経営です。

 

 驚きました…。

 おもしろい!shine


 そして、気持ちがいい!shine

 超スマート経営ではないですか?!sun

(「スマート経営」については、ひとつ前の記事をご覧ください。笑)

 興味津々です。

 

shine*^^*shine

 

*リンク先はスーパープレゼンテーションのサイトです。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/151202.html

 

*こちらはログミーに出ていたプレゼンテーションの日本語訳です。

http://logmi.jp/77261

 

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