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スマート企業には2種類ある?

 最近思いついた「スマート企業shine」ですが、よく考えてみると2種類のスマート企業があると思いました。

 

 スマート企業というのは、業務を極力そぎ落として、余分な作業というものが、ほとんどなくなっているような企業です。

 企業というのは「効率化」と言いながら、その実、社内ではかなりの量の無駄な作業をしているものです。

 

(工場などには無駄は少ないかもしれませんが、事務職にはけっこう無駄があるものです。)

 

 そうした無駄な作業、あるいはあまり意味がなくなっているような作業を極力断捨離し、優秀なアスリートのように(!)、目的達成のための必要最低限に近い作業で、業務を行う企業です。

 

 業務の量を減らすことで、従業員が投入する労働時間を減らしても、今までと同じ量の生産が可能になるはずです。

 

 例えて言えば、いままでと同じ量の生産をするとしても、従業員は残業をしなくてもよくなります。

 

 ところでこのスマート企業ですが、業務を断捨離した結果、どのような成果を上げるのか?

 

 よく考えてみると、ふたつの方向性があるのでした。

 

 ひとつは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の生産をしながら、従業員が働く時間を短くしてあげるという方向。shine

 こちらは今はやりのワークライフバランスを考える上でも、まさしくスマート企業!です。sun

 

 そしてもうひとつですが、こちらは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の労働力の投入で、さらにそれまで以上の利益を上げるという方向…。sweat01

 

 言ってみればこちらは、従業員は今までと同じに残業が続くまま、企業全体の生産量の方を増大させようとする方向です。

 

(もっとも現在のように、実物経済の回転が良くない時代には、いくら生産をしたって売れるはずがないので、財やサービスの生産を増やしても意味はないのですが。笑)

 

 前者は業務を断捨離した結果生まれる成果を、従業員の労働時間を短くするという形で、従業員に「時間」として還元します。shine

 

 そして後者は、業務を断捨離した結果生まれる成果を、もっと利益を上げようとする行動にあてるということで、利益→配当という流れをとおして、お金という形で株主に還元することになります。

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