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2016年10月

「藩札」というのは、つまり地域通貨?!

 たまたまテレビをつけたら、昔の藩札という、その藩だけで通用したお金を古銭商に売ったらいくらになるかを、鑑定するという場面でした。

 

 画面にはたくさんの、藩札が映っています。

 

 それで、「へぇ~」などと言って、そのまま見ていたのですが、ふと途中で気がつきました。

 

 「あれっ、これってつまり、地域通貨?!!!」。
 

 「なぁ~んだ、日本って中央銀行ができるまでは、普通に地域通貨でうまくやっていたんじゃない?」と思いました。

 

 中央銀行ができたことによって、国中の人々が「お金は法定通貨ではなくてはいけない」と思うようになってしまい、その結果、現代では「地域通貨」と聞くと、「何、それ、あやしい!」と思うようになってしまったのではないかと思います。

 ちょっと大発見をした気分でした。

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内向性なので、面倒くさい…?

 性格が強い内向性であるためか、最近は本当にブログが書けなくて、頭を抱えることが多くなりました。

(内向性の文筆家は多いはずなので、もしかしたらべつの問題なのかもしれませんが。)


 書く前は「あの話題を、小さなお話として」と思って書き始めるのですが、書き始めるとお風呂の水が溢れだすように、ワープロの画面が言葉の大洪水となってしまい、気がつくと、書きたかった内容が拡大し過ぎてまったく収集がつかなくなってしまうのです。


 もう、どこを切り取ったらいいのか、すっかりぐちゃぐちゃでわかりません!
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 今も1時間ほど書こうとしていたのですが、最後には自分で、言葉を整理するのも面倒になり、書くのをやめてしまいました。

 自分の中から溢れた言葉の海に、自分で溺れてしまった感じです。


 単純に思考の整理が(思考の整理まで)苦手なだけということでしょうか?

 今日もまた、かなりの敗北感なのですが…。(;;)

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多和田葉子さんのインタビューの記事が良かったです。

10月9日(日)の東京新聞、朝刊に掲載されていた、作家の多和田葉子さんのインタビューがとても良かったと思います。

 

 多和田葉子さんは、ドイツで活動している作家さんで、日本では93年に「犬婿入り」という作品で芥川賞を受賞されているそうです。

 

(私は読んでいなくて、この作品のことは知りませんでした。)

 

 記事の中で良かったと思うのは、日本では感じることのできない、ヨーロッパでの国際感覚について、端的ではありますが、とてもわかりやすく語られてあったことです。shine

 たとえばヨーロッバでは、フランス人でありながらも、「自分はヨーロッパ人として、メルケルを支持する」というような人もいるのだそうです。

 

 こういう発想は、もちろん私は、日本で考えたことさえありませんでした。

 

 だいたいアジアの他の国の政治について、自分がいったいどれだけ情報を持っているのかさえ言えません。

 

 「私はアジア人ではあるけれど、日本にいるから、日本しか知らない」というのが、正直なところです。

 

 島国であるということは、こういうことなのかな?と、考えさせられます。

 

 でもそうしたら、アジアでも島国ではない国あたりは、どうなのかしら?と、こちらもまた気になってきます。

 

 もうひとつ、印象にのこったのは、多和田さんの現在の夢というのが、中韓のドイツ文学者たちと一緒に、ドイツ語で東アジアの歴史を書くということなのだそうです。shine

 ヨーロッパに比べて、アジアはばらばら。

 

 そう感じさせられたところで、そのアジアにも、歴史の中ではいろいろな国同士の関わりが過去にあり、それらは現在のところ、それぞれの国から見た視点でしかまとめられていないということに気づかされます。

 

 それらを、もっと大きな視点でまとめようとする動きができれば、その過程ではいろいろな主張が出て来るかもしれませんが、とてもおもしろい歴史の本ができそうです。shine

 この記事は、新聞の半ページほどの量ですが、ひとつの記事の中で大きく世界観が広がっていく感覚の、とても楽しい記事でした。

 

 最後に、記事の端の方にあった「あなたに伝えたい」という部分を、ご紹介いたします。

 

(以下、引用です。)

 

 日本ならどんなに自国の政治家を批判しても、私は韓国の政治家の政策を支持する、と考えるような共通の生活を送っていない。それがヨーロッパにはある。

(以上、引用終わりです。)

 

 多和田葉子さんが見ている世界について、もっと知りたくなりました。shine

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「人間の善性を引き出しやすい社会」について考えています。

Img_3421_2

 このブログを書きながら、ずっと迷いを感じていたことがありました。

 それは、もっと言えば、子どもの頃から私が自分自身に対して感じていた疑問でもありました。

 

 「私はどうして、このような、社会問題というものに興味を持つのだろう?」。

 

 社会問題というのは、結局ネガティヴな出来事ばかりです。

 

それに解決について考える場合も難しいことが多く、興味を持っても、実利的な「いいこと」というのは、ほとんどありません。

 

 それどころか、心が暗くなってしまうことさえ、よくあります。

 

このことに関して私は自分で、自分のそうした関心を持て余しているところがありました。

 

 関心を持つ理由が、自分でわからなかったのです。

 

 でも最近、本当にすっきりと、私はその理由を知りました。

 

 私は、人間が仲よくしていたり、平和で楽しそうに過ごしていたり、あるいは何かスマートで素敵なことを考え、実現させたりする場面を、見ていることが好きなのです。shine

 
それはたぶん、ガーデンニングが好きな人が、自分の庭がたくさんの植物で素敵な空間を創りあげているのを見る時に、うれしくなるのと同じ感覚だと思います。

 

 もっともっと、人間が楽しく、温かく、スマートに協力し合って生きている姿を見ていたい!shine

 そういう気持ちが私を、社会問題や、経済の在り方、政治の在り方などに関心を持たせていたのでした。

 

 「人間の善性を引き出しやすい社会」。shine

 それが、このブログが向かっている目的地です。

 

 書き始めた時には、「エンデの遺言」を中心とした、資本主義経済の終わらせ方に絞って書いていましたが、その後の世の中の状況を見ていたら、もっと幅広く、政治の在り方、法律の在り方についても、考えたくなりました。

 

 人間がその、生来的な良い性質を、もっとも自然に、らくに発揮しやすくなる社会の在り方というのは、いったいどういうものだろう?shine

 人間の行動は、法律や習慣をはじめとする、社会の仕組みで大きく変わります。

 

 戦争時の社会に見られるような、人間の醜い行動を助長する社会の在り方もあるならば、その反対に、人間の良い心や行動を引き出しやすくなっている社会の在り方というのもあるはずです。

 

 私はそういう社会について、考えたいのです。

 

 自分の望みを知ってから、心の深い部分が落ちついてきています。

 

 おそらく私はようやく、自分の「たましい」の目的を知ったのでしょう。shine

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人間の心には助け合うプログラムがあるのではないでしょうか?

今、たまたま日本テレビの熊本についての放送を見ていたら、被災者の方とボランティアの方との会話について、放送されていました。tv

 

(あまりに突然見かけたので、前後のお話はわかりませんが。)

 

被災者の方が、倒壊した自宅の片づけで、同じボランティアの方に「2回も助けてもらって、ごめんね」と言ったのだそうです。

 

 そうしたらその方が、「2回もご主人の喜ぶ顔が見られてよかったです」と言ってくれたとか。

 

 その言葉を聞いたら、なぜかご主人は心に力が出てきて、不思議と自宅の再建計画を発想する気持ちになれたそうです。

 

 半年で壊れた自宅を撤去し、2年後には自宅を再建するそうです。shine

 

 見ていて思ったのですが、人間の中には、誰かを助けたいとか、誰か困っている人がいたら、力になりたいという気持ちが自然と心に組み込まれていて、そういう気持ちがきちんと発動し合えた時、人間は両者で元気になれるように、プログラムされているのではないかな?と思いました。shine

 そして、さらに思いました。

 

 だから、誰か困っている人がいても、助けてあげられない社会とか、見ないふりをしなくてはいけない社会は息苦しいのです。

 心のプログラムが正しく働けなくなって、とても生き心地が悪いのです。

 

 ただし、心が正常な人にとっては、という話ですが…。

 

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好きな新聞は…

 理由はよくわからないのですが、都内で買える新聞の中では、東京新聞が好きです。shine

 

 他の新聞は、読んでいてもすぐに飽きてしまいます。

 

 読んだ気がしない、というか「知りたいことを、知ることができない」という、欲求不満になってしまいます。

 

 自宅に新聞はとっていないので、私が新聞を読むのは図書館です。

 

 図書館に行くと、いちおう新聞が置いてある場所に寄り、その日の東京新聞があれば、読んできます。

 

 なければ、その日の新聞は読みません。

 

 東京新聞と、他の新聞と何が違うのかと、時々考えるのですが、なんとなく東京新聞は社会の弱い立場の人にも優しい気がして落ち着きます。

 

 長いものにも巻かれにくいというか、(←こういうご時勢なので、完全に巻かれないというわけにもいかないとは思いますが、)このご時勢にも関わらず、私が心に思っているようなことを、きちんと新聞の中で言ってくれるので、「ああ、私の頭がおかしいわけではないんだ。やっぱりそう思うでしょう?!」と、ほっとします。(笑)

 

shine(^^)shine

 

 ちなみに時々、東京都から出たところで、神奈川新聞を読むこともあるのですが、神奈川新聞も良いと思います。

 

 神奈川新聞は、ある時気がついたら、沖縄の高江のことが、きちんと連載の記事になっていました。

 

 最近では横浜市の中学生向け副読本について、関東大震災の時の朝鮮人虐殺事件の記述を消してはいけないという主張を見かけ、私も賛成です。

 人間の生命や権利を大切にし続けていこうという姿勢が感じられるところが、好きです。shine

 

 ちなみに私の実家は〇〇新聞や××新聞です。

 

 活字中毒の私は実家に帰ると新聞がつまらなくて、あまりに読むところがなさすぎて、最後にはテレビの番組表まで読みながら、ひとり、情けない気分でへこみます。

 なにも、番組表まで読まなくてもと、自分でも思うのですが…。

*リンク先は、神奈川新聞の副読本改定問題の記事です。http://www.kanaloco.jp/article/201102

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映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」を観てきました。

 久々に、心底、見ごたえのある映画を観たという気持ちがしました。movie

 

 ドキュメンタリーなので、フィクションが持つような華やかさはありません。

 

 その代わりに、実際の出来事の映像が編集された結果として、映像そのものは地味であるにも関わらず、大変な緊張感と迫力と、重みがあります。shine

 その緊張感と迫力だけでも、ある意味、中途半端なフィクションよりも、よほど楽しめるのではないかと思うぐらいです。

 

(戦闘シーンなどの、視覚的な戦いを楽しみたい人には、不向きです。)

 

 もちろんこの映画のテーマは、緊張感そのものではなく「監視」です。

 上映の機会が少ない映画なので、見に行くのはなかなか大変ですが、この話題に興味のある方は、ぜひ観に行って損はないと思います。

 

 ただし、残念ながら、東京、下高井戸シネマでの上映は、昨日で終了してしまいました。sweat01

 

 あとは地方でなければ、見られなそうです。

(それも、本当に限られた方しか、見られなそうですね…。sweat02

 

 センスも良くて、とても質の良いドキュメンタリー映画だと思うのですが、上映される映画館が少ないことが、本当に残念です。

 

 宣伝が足りていないのではないでしょうか?

 それとも何か、ほかの理由でも?

 
ある種の美しささえ感じさせる、少し不思議な映画でもありました。shine

*映画「シチズンフォー」の公式サイトです。(リンクを開くとすぐに音声が始まります。ご注意ください。)

http://gaga.ne.jp/citizenfour/

 

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