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11月22日の「ガイアの夜明け」(バターの話)を見て思う

 11月22日の夜は、たまたま「ガイアの夜明け」を見ました。tv

 

 番組を見たこと自体は良かったのですが、その後、数日がたってから、ちょっと不愉快な気持ちになりました。typhoon

 

 番組の内容では、この数年続いている世の中のバター不足という現象は、ホクレンなどのいわゆる「指定団体」という組織によって、引き起こされているというものでした。

 

 放送の中では、実際にその指定団体のひとつであるホクレンの担当者が、まさしくそのような、バターの品薄を好もしく思っているような話をしていました。

 

 ただしその話し方は、あまりにも無防備な様子だったので、この場面は見ている方にも少し違和感がありました。

 

 放送を見ながら「この人は、自分のこの言葉がそのまま放送されてしまうことを知っていて、話しているのだろうか?」と、心配になるほどの「言いっぷり」だったのです。

 

 「この人はもしかしたら、自分の言葉が放送されることを、知らないのでは?」と、心配になりました。

 

 発言がそのまま放送されたら、もちろん視聴者から悪者呼ばわりされるのは、間違いありません。

 

 そのため番組を見終わった後も、「見て良かった」とは思うものの、その一方でどこか奇妙な後味も残りました。

 

 ところがその後、日にちがたち、ネットを見ていると、どうもホクレン側では放送の内容に納得しておらず、取材や編集の在り方に不満を漏らしているそうです。

 

 「バター不足はホクレンが起こしている」という内容の、番組の編集に悪意が見られるというのです。

 

 それで、実際に番組を見てあった私としては、今度は「ああ、やっぱり…」と、テレビ東京の、番組制作側の方に不信の気持ちがわいてきました。annoy

 

 番組が伝えようとした内容は、おそらく事実であろうと思います。

 

 たしかにバター不足という現象と、指定団体の存在は大きく関係があるのでしょう。

 

 ただ、そうしたことを伝えようとするために、番組のたとえ一部でも、人をあざむくような方法を使って番組を作ってはいけないと思います。

 

 これがよほどの、誰かの人命に関わる話とか、あるいは大きな犯罪とでもいうのなら、その情報を引きだすために、何かしら、関係者にうそをつくような行為もしかたがないかもしれません。

 

 でもこれは、単なる世の中の仕組みの話であり、たかだか経済の話です。

 

 その程度の情報を強調するためだけなのに、人をおとしいれるようなことをしてはいけないと思います。

 

 そうした「正しくないやり方」で手に入れた情報は、結局その情報の質そのものに不信を抱かせます。

 

 つまり見ているこちらも、「こういうことをする番組の作り手であれば、もしかしたらこの番組を見ている私自身も、番組の制作者にうまいこと、思考を誘導されてしまうのかもしれない」という、番組制作者の「恣意性」が心配になってくるのです。

 

 大きくとらえれば番組側が伝えようとした内容は、重要なことでした。

 

 でも番組の作り方については、かなりの問題を感じました。

 

 普段はおもしろく見ていた番組だったので、大変残念です。

 

 この時の放送に出演していたMMJという企業や、新しい道を開こうとしている酪農家さんたちには、応援の気持ちを感じます。shine 

 

 とにかく番組の作り方が、あまりにも残念だった回でした。

 

*リンク先は、「ガイアの夜明け」のサイトです。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20161122.html

 

*リンク先はホクレンの反論を報じるYahooニュースです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000066-it_nlab-life

 

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