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映画「スノーデン」に見る、人としての心

 オリバー・ストーン監督の映画、「スノーデン」を観てきました。

 

 私は昨年の9月に「シチズンフォー」も見てあるのですが、それとは別に、こちらの「スノーデン」もとても好きになりました。shine

 「シチズンフォー」では、エドワード・スノーデンという青年が世界に示した、あまりにも崇高な問いに圧倒されましたが、こちらの「スノーデン」では、この問題に関わることになった、スノーデンをはじめとする人々の心の動きに共感を覚えました。

 

 自分の信条に反する行動をしなくてはいけなくなった青年の、人間らしい苦しみがとてもよく表現されてあったと思います。

 

 アメリカのために行動していた青年が、気づいたらアメリカ人を監視する立場になっていたという矛盾が、見事に描き出されてありました。

 

 自分たちが何をしているのかに気づいたエンジニアたちの表情は、現場で戦闘に駆り出された兵士たちの落胆と同じでした。

 

 国のためにと思って志願した行動が、結局は国に裏切られている自分を浮かび上がらせてしまう結果になったというのは、ずいぶんやりきれない話です。

 

 国家による監視という、あまりにも大きすぎる出来事を前にして、自分だけがひっそりと身をひいて、知らぬ顔をして生きるという道もあったはずですが、スノーデンは生命がけの暴露という道を選びました。

 その勇気を、同じ心を持つ人は、しっかりと受け止め、未来に生かしていかなくてはいけないと思います。

 

 映画の見どころはたくさんありますが、個人的にはスノーデンと恋人のリンゼイさんの関係が好きです。

 

 リンゼイさんは、結局、スノーデン氏と一緒にいるために、ロシアに行きました。

 

 女性としては、そこまで愛せる男性に出会えた運命がうらやましい!heart

 などと、ふざけたことを言っている場合ではありませんが、映画の中では、このリンゼイさんとスノーデン氏の心の交流も、大きな見どころです。

 現在、ロシアで暮らしているという恋人たちの、安全と幸せをお祈りいたしますshine

 

*終了間際のようですが、都内でもまだ上映があるようです。
 リンク先は映画「スノーデン」のサイトです。
(サイトが開くと音が出ます。ご注意ください。)
http://www.snowden-movie.jp/

*こちらはDVDの「シチズンフォー」です。

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