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社会の状態には段階がある?(フィリピンの麻薬問題から)

 先月(7月)30日にコピーをとった毎日新聞の日曜版。

 

 コピーをしてきたのは「藤原帰一の映画愛」という欄で、内容は「ローサは密告された」という映画の紹介記事でした。

 

 記事のそのものは映画の紹介なのですが、そこから伝えられてくるフィリピンの状況に驚きました。impact

 

 文中にあったように、たしかに日本にいる私には、どうしてドゥテルテ大統領が国民の支持を得ているのかが、さっぱりわかりませんでした。

 

 麻薬に関わった疑いのある人ならば、その場で射殺していいなんて、あまりにも乱暴過ぎだと思います。

 

 そんなことを認めたら、間違って殺されてしまう善良な人だって、ずいぶん出てしまうに違いない。

 

 この記事を読む前はそう思っていたのですが、読んでみたら…。

 

 なんとなくですが、フィリピンという国がそうなった状況というのが、わかるような気持ちもしてきます。

 

 そこにはおそらく、日本にいる私からはまったく想像もつかなかった社会の状況があるようです。

 

 社会の前提というものが、日本の社会とはまったく違っている社会。

 

 記事の見出しにもあるのですが、「正義と悪の区別失ったフィリピンの現実描く」という言葉。

 

 麻薬取引が社会の中で、「日本のパチンコ屋さんの景品交換」のような感じで、日常化している社会。

 

 そして警察が腐敗しきっていて、麻薬捜査を口実に、市民からお金をせびるというとんでもない社会!

 

 でも、そうした状況に誰も驚かないほど、それらが普通のことになっている…?!

 

 この映画は、そうしたフィリピンの社会の状況が、皮膚感覚で感じられる映画だというのです。movie

 

 紹介記事を読んでいるだけで、ため息が出てきました。

 

ところでこの記事は、私にある気づきを与えてくれました。

 

 それは、「社会の状態には、どうやらレベルとでもいうべき段階的な違いがあるらしい」ということです。pen

 「レベル」という言葉は、その社会に生きている人たちの反発を招くかもしれません。

 

 でも警察が正常に機能している社会と、機能していない社会では、明らかに社会の状況は違うと思うのです。

 

(どのように違うのかという点については、これからじっくりと社会を観察しながら、見分けていこうと思います。)

 

 そう考えると、ある社会の人々の選択を、まったく違う社会に生きている人たちが、一概に批判できるものでもないのかもしれませんshine

*リンク先は映画「ローザは密告された」の公式サイトです。(リンクが開くと予告編の音声が始まります。ご注意ください。)

http://www.bitters.co.jp/rosa/

*リンク先はBBC News JAPANです。なぜかちょっと安心するような記事でした。
http://www.bbc.com/japanese/36253717

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