企業の経営について考える

味の素(株)の労働時間短縮は、労組側からの要望

 最近記事にした、春闘における味の素(株)の労働時間短縮は、意外にも労組側からの要望だったということを、テレビを見ていて知りました。sign01(放送された日付は忘れました。たしか先週あたりです。tv

 

 放送を見ていたら、経営側の方が出演されていたのですが、そうしたら、その方自身も驚かれたのだそうです。

 

 私は「なんておもしろい方法を思いつく経営者さんたちなのだろう?!」と思っていたのですが、おもしろい方法を思いついたのは経営側ではなく、労働組合側だったのです。clock

 

 労働組合さん、社員さんたちの要望を拾ったのでしょうか。

 

 なんにしても、こうして新しいやり方を思いついたというところが、私としてはやはり興味をひかれます。shine

shine(^^)shine

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春闘における味の素(株)の決断

 味の素株式会社が、社員の所定労働時間を2017年度から1日あたり20分短縮するそうです。

 基本給は変わらないとのこと。

 社員の労働力を買う時の単価が、1時間あたりについて上昇したことになります。shine

 ちょうど「時短経営」について考えていたところなので、とてもおもしろい決断だと思いました。

 

 どういう社風の企業であり、どのような発想と経緯でこの決断に至ったのか?

 

 興味が湧きました。

 

♪(*^^*)♪

*リンク先は日経新聞の記事です。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08HX8_Y6A300C1000000/

 

 

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スマート企業には2種類ある?

 最近思いついた「スマート企業shine」ですが、よく考えてみると2種類のスマート企業があると思いました。

 

 スマート企業というのは、業務を極力そぎ落として、余分な作業というものが、ほとんどなくなっているような企業です。

 企業というのは「効率化」と言いながら、その実、社内ではかなりの量の無駄な作業をしているものです。

 

(工場などには無駄は少ないかもしれませんが、事務職にはけっこう無駄があるものです。)

 

 そうした無駄な作業、あるいはあまり意味がなくなっているような作業を極力断捨離し、優秀なアスリートのように(!)、目的達成のための必要最低限に近い作業で、業務を行う企業です。

 

 業務の量を減らすことで、従業員が投入する労働時間を減らしても、今までと同じ量の生産が可能になるはずです。

 

 例えて言えば、いままでと同じ量の生産をするとしても、従業員は残業をしなくてもよくなります。

 

 ところでこのスマート企業ですが、業務を断捨離した結果、どのような成果を上げるのか?

 

 よく考えてみると、ふたつの方向性があるのでした。

 

 ひとつは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の生産をしながら、従業員が働く時間を短くしてあげるという方向。shine

 こちらは今はやりのワークライフバランスを考える上でも、まさしくスマート企業!です。sun

 

 そしてもうひとつですが、こちらは業務を断捨離した結果、今までと同じ量の労働力の投入で、さらにそれまで以上の利益を上げるという方向…。sweat01

 

 言ってみればこちらは、従業員は今までと同じに残業が続くまま、企業全体の生産量の方を増大させようとする方向です。

 

(もっとも現在のように、実物経済の回転が良くない時代には、いくら生産をしたって売れるはずがないので、財やサービスの生産を増やしても意味はないのですが。笑)

 

 前者は業務を断捨離した結果生まれる成果を、従業員の労働時間を短くするという形で、従業員に「時間」として還元します。shine

 

 そして後者は、業務を断捨離した結果生まれる成果を、もっと利益を上げようとする行動にあてるということで、利益→配当という流れをとおして、お金という形で株主に還元することになります。

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セムラーさん!

 先ほどEテレのスーパープレゼンテーションを見ていて驚きました。

 

 ブラジル、セムコ社のリカルド・セムラーさんのことをはじめて知ったのです。

 

 ちなみに今回の放送タイトルは、「(ほぼ)ルールのない会社経営」です。

 

 資本主義社会にこのような経営があったとは!

 

 人間を「こき使う」というイメージの、資本主義社会の常識を覆すような経営です。

 

 驚きました…。

 おもしろい!shine


 そして、気持ちがいい!shine

 超スマート経営ではないですか?!sun

(「スマート経営」については、ひとつ前の記事をご覧ください。笑)

 興味津々です。

 

shine*^^*shine

 

*リンク先はスーパープレゼンテーションのサイトです。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/151202.html

 

*こちらはログミーに出ていたプレゼンテーションの日本語訳です。

http://logmi.jp/77261

 

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ブラック企業と、ホワイト企業と、スマート企業!

 ちょっと考えていました。

その1、ブラック企業

 

 従業員を適切な賃金も払わずにこき使う。従業員という存在は、ドレイや家畜のようにムチ打って働かせるものだと思っている。雇っている従業員の人数に対して、仕事の量があきれるほど多い。従業員は長時間労働をさせられ、無理がかかる。経営そのものが「力ずく」。

 

その2、ホワイト企業shine

 

 従業員には適切な賃金や休憩、休暇も与え、きちんと人間扱いしている。仕事の量が変動しても、なるべく従業員の生活も考えて、いきなり切り捨てたりはしない。もちろん法律はきちんと守って経営をしている。

 

と、こんな感じで、まずは大雑把にブラック企業とホワイト企業の違いを書き出して…。

 

ここでもうひとつ、「スマート企業」というのも、世の中にはあるのではないか?と思いました。

 

「スマート企業」というのは、ホワイト企業のさらにヴァージョン・アップ型!shine

 

どうヴァージョン・アップしてあるかと言いますと…。

 

その3、スマート企業!flair

 

 従業員はちゃんと人間扱いされている。もちろん適切な賃金、休憩、休暇なども与えられている。会社は従業員の生活のことも、きちんと考えてくれている。

 

 そして、さらにヴァージョン・アップしている点は…。

 

 社内の業務が極力「断捨離!」されてあり、やってもやらなくても、たいして影響がないようなムダな作業はほとんどない! shine

 
まるで「経営アスリート!」とでも言うべき、無駄のなさ!shine

 
社内の業務に関するミニマリスト!

 その結果、従業員はもともと仕事が早く終わりやすく、長時間労働になりにくい。結果として女性やイクメンにも優しい会社になる。heart

 優しさの秘密は、業務の「効率化」というよりも、社内の業務を徹底的に「断捨離」してある「スマートさ!」。

 

shine\(^0^)/shine

 

 どうしてこういうことを思うかと言いますと…。

 

 企業は「効率化」という言葉が好きですが、もともと複雑化していて、ふくらみすぎている業務をいくら「効率化」したところで、「多いものは多い!sweat01」と、思うのです。

 

 いくらがんばっても従業員は疲れるし、作業に時間もかかります。

 それよりも、「もしかして今はもう、いらなくなっている作業はない?」と徹底的に見直して、業務の全体量をスッキリさせた経営をする方がよほど賢いのは?、と思ったので…。

 

 ブラック企業が従業員に無理をさせながら、力ずくで利益を出そうとするのと反対に、スマート企業は賢く、業務そのものをスッキリさせることで、従業員には無理をさせずに利益を出す、という発想です。

shine(^^)shine

 

 

 

 

 

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時代と経営(朝ドラ「あさが来た」を見て思う)

 最近は諸事情により、朝ドラの「あさが来た」の録画がたまりっぱなしです。

 

 1月の2週目ぐらいからたまっていて、とうとうかなりの量になりました。sweat02

 

 ため過ぎないためにも、先ほど何本かをまとめて見ました。

 

 ちょうど加野屋が3年後に銀行となることが発表され、また「五代サマ♪」こと五代友厚が亡くなるあたりです。

 

(ついでに言うと、うめが雁助さんに「一緒にこの家出えへんか?」と言われて動揺する!という場面もありました。笑)

 

 「暖簾を守るため、加野屋も時代に合わせて銀行になる」。shine

 そういう流れを見ていた時、「企業、『商い』というのは、そういうものなのだ」と思いました。

 

 たまたまちょうど、その数時間前に、私は読んでいた本の中でまったく同じテーマに出会っていたのです。

 

 時代は違いますが、状況はとても似ていました。

 

 おそらく経営というのは、時代が変わっていく中で、新しい選択をしながら、事業をつないで行くのでしょう。shine

 その様子はまるで、大きな揺れがある川の中を、決断して進んでいこうとする船のようです。

 

 選択を誤れば、組織そのものが無くなってしまうかもしれません。

 実際にその選択を誤ったがために、長い時代を超えてきた企業が無くなってしまったことだってあったでしょう。

 

 川筋の流れを読み間違い、川面に消えてしまう船のように。

 

 長寿企業というのはそうやって、いくつもの時代を乗り切って、経営をつないで来たのです。shine

 そこには、企業というものに込められた、たくさんの勇気と決断があるはずです。shine

 だからこそ企業というものは、人間のばかばかしい悪意や、愚かさによって潰されてしまってはいけないものだと思います。

 

 たとえば、結局はギャンブルに過ぎないような金融市場の暴落や、粉飾決算によって多額の報酬を得ていく経営者。

 

 そうした、くだらない人間の愚かさで、企業が傷つけられたり、消えてしまってはいけないものだと思うのです。

 

 軽やかなドラマの「あさが来た」ですが、今日はなんとなくそのような、企業経営というもののドラマチックな要素を思いました。shine

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今日も感動して、泣いてしまいました…。



 ひとつ前の記事でご紹介した「日本でいちばん幸せな社員をつくる!」という本ですが。book

 

 今日も仕事の帰りに本屋さんに寄って、手に取ってしまいました。

 

 そしてまたしても、いけないと思いながらついつい、ちょっとだけ立ち読みをしてしまいました。sweat01

 

 そうしたら、またしても感動して、泣いてしまいました…。(!)

 

 なんと、前回とは違うところで、です。shine

 ……。

 この本、私を感動させすぎですsweat01

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本 : 「日本でいちばん幸せな社員をつくる!」(柴田秋雄著)

 書店で見かけて手にとりました。

 

 そのままちょっと立ち読みしてしまいました。book

 

 そうしたらなんと、途中で感動してしまって、それ以上は読めなくなってしまいました。(!)shine

(た、立ち読みなのに涙が…?!)sweat01

 

(ど、どうしよう。涙が落ちるから、もう、読めない…!)(笑)

 

 こんなに気持ち良く読める経営の本は、はじめてです。shine

 

 私はこの会社の社員ではありませんが、でも、この本に出会っただけで、私も幸せになってしまいました。shine

 まだ、出版されたばかりの本です。

 

 ぜひぜひ読んで、感動しちゃってみてください!

 

shine(^^)shine

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企業における労働力という資源の活用と、仕事の深さの選択について

 一時期、「労働力というのは、企業の資源なのだ」ということについて、しきりに考えていました。

 
私はこのように、思うのです。


 
企業は、雇っている従業員の分だけ、労働力という資源を持っているのです。shine

 

 そして、労働力というのは「ものごとの状態を変化させる力」のことであり、労働力は時間の経過と一緒に、効果を表す力です。

 

 企業が持っている労働力の量とは、大雑把に考えると、雇っている従業員の数×労働時間です。

 

 企業は賃金という名のお金を払って、この労働力を買っています。

 

 この「購入した労働力」を、どれだけ企業の生産に活かせるか?というところが、企業の経営の、ちょっとしたポイントだと思います。


 たとえば、ひとつの企業が100人の従業員×1日8時間の労働力を持っているとしたら、経営者はこの1日あたり、合計800時間分の労働力を、なるべく財やサービスの生産に向かわせた方が、企業が実際に生産できる財やサービスの量が多くなります。

 

 もしも800時間分の労働力を完全に、財やサービスの生産に使えば、その日に企業が生産する財やサービスの量は、最大です。

 

 その反対に極端な話として、800時間分の労働力を持ちながら、たとえば形式的な会議や、必要のない会議資料の作成に、100時間相当を使っていれば、企業は700時間分の財やサービスの生産しかできません。

 

 800時間分の労働力で生産される財やサービスの量と、700時間分の労働力で生産される財やサービスの量が変わってくるのは、当然です。

(同じ方法で生産を行うと仮定します。)

 

 私がこのようなことを考えるようになったのは、それは「仕事の深さ」という選択について、気づいた時でした。sign01


 
たとえば経理の仕事には、何段階かの仕事の深さが設定できます。

 

 一例として、深い順に並べていくと。

1.徹底的に、細かく深くやる!

 

 たとえばコドモ商店(?)で、果物を1回買った仕訳をするのに、

貸方(仕訳の右側)現金1800円として…。

 

借方(仕訳の左側)は、

 

フィリピンバナナ3本 100円

モンキーバナナ5本  100円

りんご ふじ1個   100円

りんご 紅玉1個   100円

りんご ジョナゴールド1個100円

いちご 品種A 1パック 500円

いちご 品種B 1パック 800円

 

などと、果物の種類ごとに分けて、合計7行で仕訳をする。

 

*スミマセン、値段、テキトウです。しかもイチゴの品種と値段はリサーチ、手を抜きました。(笑)

 

 とにかく、7行で仕訳をする!です。

 

(^^;)

 

そして、次は。


2.ちょっとざっくり、やる。

 

たとえば

 

貸方(仕訳の右側)1800円は同じとして、借方(仕訳の左側)は…。

 

バナナ  200円

りんご  300円

いちご 1300円

 

と、3行で仕訳をする!

 

そして、もっとざっくり行くならば…。

3.思いっきり、ざっくりやる!

貸方(仕訳の右側)1800円はもちろん同じですが、借方は…。

 

くだもの 1800円

 

と、たったの1行で仕訳をする!、です。(笑)thunder


 
この場合、1~3の、どのやり方で仕訳を作成しても、仕訳としては合っています。


 だから、どのやり方で仕訳を作成しても、その分の領収書がちゃんとあり、必要な時に内容を説明できるのであれば、まったく問題はないはずです。

 

(←コドモ商店なのに、領収書?!というツッコミもありますが…。)

 

(スミマセン、ただのたとえですよ。笑)


 ところでこの時、1と2と3では、仕訳の手間がかなり違います。sign01

 どの仕訳が一番、手間が少ないかと言えば、もちろん1行ですませる「3」です。


 
そうすると私は、考えてしまうのです。

 

 「もしも、この会社が、ものすごく少人数でいろいろな仕事をこなさなくてはいけないような、零細企業ならば、一番手間のかからない方法でいいじゃない?」と、思います。

 

 そしてまたこうも、考えます。

 

 「そしてもしも、これが大企業であったとしても、その企業にとって、バナナとりんごとイチゴの種類の分類が、それほど意味がないのなら、この場合だって一番手間のかからない3の方法でいいじゃない?」と。


 
どうして、そこまでして、手間のかからない方法にしたいのかと言うと、「手間がかからない」ということは、労働力の投入時間が少なくてすむということだからです。flair


 
企業は労働力を買っているわけですから、労働力を少なめに使って、同じだけの効果を上げた方が、お金の面でもトクだからです。

 

 たとえば、先ほどの例で考えて、1の方法で100枚の仕訳伝票を起こすと約1時間半の時間がかかり、2の方法ならば45分、3の方法ならば全部で30分とした場合…。

 

(ここもまた、計算テキトウです。本当に、スミマセン!)

 

*ちゃんと考えたい読者様がいらっしゃいましたら、どなたか、正しく計算してみてくださいね。

 

(^^;)

 

 とにかく、労働力の投入量が、1時間半=90分から、45分、そして30分と、どんどん少なくなるとして…。


 
もしも、これを派遣の労働力の支払いで考えたら?!flair

 
派遣は時間給ですので、それだけ企業が派遣会社に支払う時間給が減らせる可能性が出てきます。

 

 もしも、この作業をする派遣が、1の方法で作業をしていて、毎日1時間半の残業をしていたら、3の方法に切り替えれば、毎日1時間の残業代が減らせます。

 

 また、もしもこの派遣が残業をしていない派遣でも、3の方法に切り替えた結果、浮いた時間に、たとえば社員の仕事の手伝いをしてもらえれば、今度は社員の残業代が減らせるかもしれません。


 
このように、作業の手間と、その結果得られる効果のバランスを考えると、企業はなるべく、作業の手間が少なくてすむような仕事の深さの選択をする方が、トクだと私は思うのです。

 

 そう考える時、企業の仕事の深さの選択というのは、けっこう大きなポイントではないかと、私は思います。

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