日記(社会と経済に関する日記)

モリカケ選挙/4.今度の選挙は「国民審査」付き!

 地域の掲示板を見ていて気づいたのですが、今度の選挙は衆院選なので国民審査もあります。sign01

 

 相変わらず宣伝不足で、いつものように、いきなり、ひっそりと(?)行われる国民審査ですが、最高裁判官に対して、有権者が「認める、認めない」を意思表示できる貴重なチャンスです。

 

 今回の審査の対象は7人とのこと。shadow

 

 とはいえ、こんな直前に気がついたところで、今から7人もの裁判官の過去の実績情報を集めるだけでも、そう簡単なことではありません。sweat01

 

 判断に必要な情報もたいして提供されず、民主主義の単なるポーズとして、形だけ行われているような国民審査という制度だと思ってはいますが、せっかく意思表示できるチャンスを無駄にしたくはありません。

 

 どこかで情報が見つかるといいのですが…。sweat02

 

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モリカケ選挙/3.自滅的な投票行動をとる人たち

 ある若者と選挙について話す機会がありました。

 

 20代半ば、男性、中小企業の正社員で現与党を支持しています。

 

 質問は私から。

 

 「現与党は消費税も10%に上げるし、将来の年金だって株で運用して損を出している。あなたたち世代は税金が上がるし、将来の年金はますます当てにできなくなる。与党を支持するのは損じゃない?」。

 

 返ってきた返事は…。

 

 「どの党が政権を握ったって、時間の問題でいずれ消費税は上がるし、年金制度はもともと破綻している。僕たちの世代はもともと経済に希望なんかないんだから、外交をよくやってくれる政党がいい。例えば北朝鮮の対応とかbomb」。

 

 私:「たしかに消費税や年金はそうかもしれないけれど、損をするのは少しでも遅い方がいいのでは?」。

 

 彼:「どうせ時間の問題だよ」。

 

 たしかに彼らの世代というのは、本当に経済に希望がないのかもしれません。

 

 そういう彼らにしてみると、希望の党も立憲民主党や共産党も魅力がない。

 

 それよりも「北朝鮮に断固として立ち向かう!」とでも言ってくれそうな、攻撃的な政党の方が、魅力があるのかもしれません。

 

 それにしても、自分の未来の収入も年金も考えずに、投票先を選択する行動というのは見ていて恐いような気がしました。sweat01

 

 また、昨年の参院選の前夜のことですが…。

 

 友人と神奈川県内のあるファミリー・レストランで、チキン・ステーキをオーダーしました。

 

 運ばれてきたお皿を見て、その時に私が気づいたのが、以前よりも付け合せの野菜が減ったこと。sign01(←まぁ、少ないわ!笑)

 

 値段はほとんど変わっていないのですが。sweat01

 

 ふと店内を見まわしてみると、ファミリー・レストランとは言っても、土曜日の夜なのに家族連れのお客はほとんどいません。店内のほとんどが若いカップルか、学生ばかりです。

 

 政権が変わってその時点でもう約4年半。

 

 「実質値上げが起こっているね」と友人に話すと、友人も認めました。

 

 その時はたまたまファミリー・レストランで気づいたわけですが、実はもうその前年あたりから私は、いろいろな食品が実質値上げをしていることに気づいていました。

 

 ところでその時、不思議に思ったのは、毎回選挙で大きな組織票となる、ある宗教団体のことでした。

 

 その宗教団体にも子育て世代や、中低所得層の信者は多いはずです。

 

 ということは、その宗教団体の信者は、自分たちの生活が圧迫されている状況であるにも関わらず、その政党に投票を続けているということです。

 

 見事な信仰心というか、これもまた考えてみると、恐い投票行動だと思いました。

 

 生活が圧迫されても、宗教の指導に従うということです。sweat02

 

 投票行動の理由というものには、自分の生活の向上というだけでなく、意外といろいろな理由があるものだと思います。

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モリカケ選挙/2.日本人は不正に寛容な国民性なのでしょうか?

 たまたまテレビを見ていたら、年配の女性(←あ、私もそうだっけ?笑)が、「やっぱり与党がいいわねェ」と話していました。tv

 

 見ていた私は、一気にやる気を失いました。

 

 「まだまだ、あの嘘と不正と強権政治を見せられるなんて、耐え難い!sweat01」。

 

 (テレビの)あの人は、ああいう行動を見せられて、どうして腹が立たないのかしら?

 

 テレビの前でお茶など飲みながら、思います。japanesetea

 

 そうしたことを思う時、私にはどうしても思い出してしまう出来事があります。

 

 それは41年前に日本で起こったロッキード事件。

 

 子どもたちも見ているテレビの中の、元総理大臣の汚職事件です。

 

 国会で質問をされている人たちは何度も「存じません!」とか、「記憶にございません!」と繰り返していました。

 

 それは子どもの目からしても、本当に醜い姿でした。

 

 その時、私はたしか小学校の高学年。

 

 社会科の授業で国や市町村の政治の仕組みを学んでいた頃です。

 

 学校では、国会中継を真似した男の子たちが、「存じません! 存じません! 私は何にも存じません!note」と肩を組みながら歌って、ふざけていました。

 

 あの頃、日本中の大人たちが怒っているように思えました。impact

 

でも大人たちはきっと、選挙であの人たちを皆、やめさせてしまうのだろうと思っていたのですが…。

 

 10年ほどたって、私が選挙権を持つようになった頃、与党は同じままでした。(?)

 

 驚いたことに、それから10年、20年後も…。sweat02

 いろいろな出来事があっても、与党はずっとそのままでした。

 

 ロッキード事件の頃の政治の状況は、子どもだった私にはわかりません。

 

でもそうやって日本人は、不正をする政治家や政党に自信を与えてきた。

 

 日本人というのは不正に甘い国民だと、政権を握っている人たちは自信を持っているでしょう。

 

 そういう日本で今週末には選挙です。

 

 この選挙の結果次第で、私は日本人という人たちが、本当はどういう人たちなのかを、真に知るのではないかという気がしています。

 

 もちろん怒っている人たちが、たくさんいるのも知っています。sun

 でもそれよりも、不正を容認する人たちの方が、人数比としては多いかもしれない、ということです。

 今度の選挙は、日本人の国民性というものが、大きく示される選挙だと思います。

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情報にはお金を払う価値がある。

 自分の家計を見直してみると、私は「情報」というものに対する支出が多い方だと思います。

 

 情報というのは、もちろん本もそうですが、雑誌や新聞のコピーなども。

 

 現在の政権になってから時々思うのですが、時にはニュースなども、有料でいいから、上質のニュースがほしいと思うことがあります。

 

 上質のニュースというのは、報道する人の意図が、世の中を良くしてゆこうという気持ちで情報が伝えられるもの。shine

 そして、出来事に関する解説なども、人間の善性を引き出すような視点で解説がされるもの。heart

 テレビの民放のニュースは、無料で映像を見せてくれますが、報道に「嫌いな味がついている」と感じる時があります。tv

 民放に限らず、この数年は、NHKのニュースにもそういう傾向が目立ちます。

 そういう時に、どこか有料でもいいから、もっとものごとを理性的な視点から報道し、考えさせてくれるようなニュースが観たいと思います。shine

 もちろん有料の値段にもよりますが。

shine(^^)shine

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NHKの映像は「受信料を払った人たち」のものでしょう?!

 現在の世の中、たいていの映像と音楽と文章のコピーは手に入れられます。

 

 でも、チャンスを逃してしまうと、もう2度と視聴できなくなってしまうものもあります。

 

 それがテレビの放送です。tv

 

 テレビの放送とは言っても、なんでも残しておきたいというわけでもなく、たいていは残しておくほどの気持ちは感じません。

 

 ところがNHKの場合はちょっと違う!という場合が、よくあります。

 

 NHKスペシャルとかETV特集、白熱教室など、保存版として手もとに残しておきたいという番組がよくあるからです。

 

 最近も、カズオ・イシグロさんの白熱教室(再放送)を、録画ができない環境で観たために、ちょっと残念な気持ちになりました。

 

*リンク先は、その時の放送の案内です。

http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=11917

 

(再々放送は、ないのかな…。)

 

 NHKの番組については、こう思います。

 

 「NHKの番組というのは、視聴者が払う受信料で作られているのだから、その結果である制作物は、受信料を払った人たちに、後からでも見せてくれたっていいじゃない?
 

 NHKは、いったい誰のおかげで、その番組を作れたと思ってるの?」と。

 ↑すっかり、組織の支配権を主張する大株主のような言いようです。(笑)

 いえ、そこまでは言わずとも、せっかく制作された良い番組なのだから、何らかの方法で観られるようにしてくれても、いいでしょう?!

 

 たとえば昔、放送された番組で良かったもの。shine

 

 「エンデの遺言」ももちろんだけど、ほかにもNスペの「円の戦争」とか、2007年の「その時歴史が動いた」のエコノミスト 下村治さんの放送など。

 

どれも時間をかけて見なおす価値のある、とても良い放送だったと思います。(メモだけが、手もとに残っています。pen

 

 こうした番組についてはNHKオンデマンドで、「NHKが選んだもの」だけを見せてくれるのではなく、視聴者がいつでもある程度の料金を払えば、過去の番組が観られるようにしてほしい!shine

 管理の手間などもあるでしょうが、受信料を払っている者としてはそう思います。

(もちろん受信料を払っている以上、ニュースがふがいなければ、文句も言いたくなるものです。)

 

(やっぱり、お金を払った以上、「株主的な気分」です。笑)

 

 ところで今、私が「貴重な財産!」と思って、せっせと録画を貯めているNHKの番組があります。
 

 それは幼児番組の「ムジカ・ピッコリーノ」!shine

 音楽や楽器について楽しく知ることができる、とても良い番組だと思うのですが、DVDの販売がありません。
 

 先週の放送では「上を向いて歩こう」が、ちょっと変わったアレンジで歌われていました。ボサノヴァ風のギターの音が、おもしろかったです。

 

 ちなみに今朝の放送で歌われた歌は、「Like A Rolling Stone」。

 

 ハーモニカの音がまだ、耳に残っています♪

 

 DVDが発売される見込みがなく、また発売されても高価なものになるかもしれないので、せっせと録画をためています。

 

 私としては、毎週土曜日の朝に届けられる、ポップなお菓子箱のような番組です。present

 

*リンク先は「ムジカ・ピッコリーノ」の番組情報のサイトです。ムジカ・アカデミーのローリー司令官の姿、ぜひ見て見て!(^^)♪

http://www4.nhk.or.jp/musica/26/

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この文章を書いている私と、沖縄のこと

 このしばらく、映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」をきっかけに、沖縄に関する記事が続きました。movie

 

 実を言えば、私は沖縄とは縁が深い立場です。

 

 具体的に書きますと、私は本土で生まれていますが、祖父母は4人とも沖縄から本土への移住者です。(戦前に本土に来たそうです。)

 

 ですから私の肉体的な血というものは、沖縄から受け継がれてきたもの、と言えるでしょう。shadow

 

 でも私は、沖縄に住んだことがありません。

 

 沖縄に関しては、おそらく移住者の家庭がどこでもそうであるように、「うちのご先祖さまは…」という感じで、家族の中で語り継がれてゆくぐらい。

 

 現在53歳の私にとって沖縄は、やはりどこか懐かしいかもしれない土地であり、それでも、実際に行ってみれば、あっさり迷子になってしまうような遠い土地です。

 

 そして、そうしたこととは関係なく、単純に海遊びが好きな私にとって沖縄は、美しい海を見に行く時の観光地として、便利が良くて好きな土地です。fish

 

 基地問題については、ずっと、深く考えたことはありませんでした。

 

 基地問題というのは、現在、沖縄に住んでいる人たちが考えることで、もはや沖縄に住んでもいない自分が考えることではないと、思っていました。

 

 だから、日米地位協定について知ろうとすることもなく、ただ本土にいて、沖縄で米兵による事件が起こるたびに、「どうして犯人は日本側に引き渡されないのだろうか?」と不思議に思っていました。

 

 そのような私が変わったのは、振り返ると昨年(2016年)の高江の出来事がきっかけでした。

 もともと私は、いじめとか不公平ということが嫌いなのです。sign01

 

 150人の高江の住民に対して、機動隊員が600人?!thunder

 

 これを知った時点で、一気に頭が沸騰bombしてしまいました。(笑)

 おまけの本土のメディアが報道しないとは!

 

 まさか、国ぐるみで報道機関に圧力までかけて、沖縄にそんな暴力を?!

 

なんという不気味なことでしょう?!typhoon

 

 という訳で、それからあっという間に、一気に沖縄の問題に関心を持つようになりました。

 

 読者さまの中にはこの最近、私のブログが沖縄のことばかりになっていることを、不思議に思っていらっしゃる方もいるかもしれません。

 

 私自身は今、自分が沖縄の問題に関心を持つ理由が、やはり自分のご先祖様の土地だからなのか、それとも単なる人権問題のひとつとして、強い興味があるからなのか、自分でもよくはわかりません。

 

 でも、とにかく、私はいじめとか、不公平とか、卑怯なやり方というのが嫌いなのです。sign01

 

 もしも、安倍政権が誕生していなければ?

 

 私は今でも、沖縄の基地問題について、関心を持たずにいたかもしれません。

 

(実際に鳩山総理の時には、それほどの関心はありませんでした。)

 

 ということは、……。

 

 私が沖縄の問題に関心を持つのは、やはりご先祖様のことは関係ないのかもしれませんが。

 

 ただ、私が沖縄に縁の深い者であるというこのことは、私が今後もこのブログを書いていく上で、何らかのカラーをにじませていく原因となるような気がします。

 

 ですので、ブログを読んでくださる読者さまには、お知らせしておきたいと思いました。

 

shine(^^)shine

*映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」のサイトです。
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

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アメリカと米軍の民主主義が持つふたつの顔

 映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を見ていて、印象に残る場面がありました。

 

 カメジロー(瀬長亀次郎)さんの話ではありません。終戦直後に沖縄がおかれた状況の話です。

 

 映画に出演していた人が言うのです。movie

 

 映画の記憶をたどって、書いてみます。

 

 戦争が終わった時、アメリカの人が来て「今日からは民主主義です」と言っていったそうです。

 

 だから沖縄の人々は、「ああ、今日からはもう軍国主義ではないのだ。よかった」とほっとしたそうです。

 

 ところが夜になると同じアメリカの兵士が家に来るのです。

 

「女を出せ!」と言いながら。

 

 「ネーサン、カーサン!」と言いながら、家の戸を叩くと言うのです。

 

 住民はおそらく武器など持っていなかったでしょう。

 

 ぞっとするような話だと思いました。

 

 この、米兵が民家の女性を襲いに来たという話は、以前NHKの番組でも放送されたことがありました。

 

 米兵は家人がいても、女性に暴行していったそうです。

 

 また、家人が家族を守ろうと抵抗したために、逆に殺されてしまった例もあるそうです。

 

 そうした話を聞いていた住民は、何が起こるかがわかっていても、抵抗することもできませんでした。

 

 暴行された女性たちには、後になっても深い心の傷が残りました。

 

 出演者の話は、映画の一場面として出てきた話なのですが、アメリカの民主主義というものの不思議を見せつけられたような気持ちがして、息がつまるような気持ちになりました。

 

 アメリカの民主主義には、ふたつの顔があるということなのでしょうか?

 

 それとも、アメリカと米軍は違うということなのでしょうか?

 考えさせられました。

*映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」のサイトです。
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

*リンク先は、おそらく私と同じNHKの放送を見た方のブログの記事です。http://blog.canpan.info/shougen60/archive/291

 

 

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「本土と同等の人権」を求める沖縄の基地問題

 映画「米軍(アメリカ)最も恐れた男 その名はカメジロー」を観ていたら、私の沖縄の基地問題に関する見方が少し変わりました。movie

 

 それは、私自身の沖縄の出来事を見る見方というものが、すっかり「本土からの見方」になっていて、沖縄の位置に立って見てみたら、まったく違う状況が見えてくるという感覚でした。

 

 本土から(私の場合は東京から)沖縄の基地問題に関する出来事を見ていると、それはどうしても、日本の「ある地方」で起こっている出来事なのだと思えてしまいます。

 

 ところが沖縄の立場を考えてみると、沖縄の人々が基地問題という形で主張しているのは、単なる地域の問題ではなく、「沖縄にも本土と同じだけの人権を!」という、一種の「人権の主張」であるように思えてきたのです。

 沖縄は1972年に本土に復帰しました。

 でもその後も基地は残り、そのことによって住民が危険な目にあったり、時には米兵による犯罪被害にあうこともありました。

 

 そして米兵による犯罪は多くの場合、日米地位協定によってうやむやにされてしまいます。

 

 本土で、そのような状況は考えられるでしょうか?

 

 たとえばもしも、東京で20歳の女性が、夜の8時頃にウォーキングをしていて米軍の軍属に襲われ、生命を奪われたとしたら?impact

 東京の人たちはそれを、「しかたのないこと」として受け止めることができるでしょうか?

 おそらく東京中の人たちが怒りでいっぱいになり、何らかの抗議行動を起こさずにはいられなくなるのではなると思うのです。

 米軍基地の軍属による日本人女性に対する暴行・殺人事件というあたりでもう、米軍に対する怒りが一気に湧き上がり、「犯人を引き渡せ」とか、「こんな事件を引き起こす基地などゆるせない!」と思うのではないでしょうか?sign01

 

 「自分たちが住んでいる地域で、こんな犯罪行為はゆるせない!」と、おそらく思うはずなのです。annoy

 

 そして「住民への暴力も取り締まれないのなら、基地などいっそ出ていけ!」と考えることでしょう。sign01

 

 それが、事件が起こるのがたまたま、日本の中でも遠くの沖縄だから、そうは考えなくなってしまいます。

 

 沖縄の人たちが怒る気持ちが、わからなくなってしまうのです。

 

 沖縄の人たちが求めているのは、本土と同じだけの人権なのではないかと思いました。

 

 本土では、とりあえずは20歳の女性が夜の8時にウォーキングをしていても、たいがいの場合は安全です。

 

 ところが沖縄では基地があるために、そんな本土ではまったく普通と思われる行動でさえも、危険にさらされる可能性が出てきてしまうのです。

 

 基地があるために、沖縄と本土では、普段の生活における安全の度合いがまったく違っている。sign01

 それならば、「基地はいらない!」。

 

 凶悪な犯罪が起こる原因を減らすために!

 

 沖縄の人たちによってそう表現された言葉は、本土にいる人からは「基地問題」として受け止められます。

 

 でも見方を変えればそれは沖縄の人たちが、「本土と同じだけの人権」を求めている活動だったと思うのです。

 

 想像してみてください。

 

 もしもあなたが住んでいる街に米軍基地が置かれるようになり、近くで20歳の女性が米兵や軍属によって襲われ、生命を奪われるということがあるとしたら?

 

 それが、基地があるゆえに、しばしばそういう事件が起こるとしたら?

 

 「基地などいらない! 犯罪の少ない安全な町に住みたい!」と、あなただって叫びたくなりませんか?


*映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」のサイトです。

http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

 

*こちらは沖縄タイムスの記事で、被害女性が歩いていたという現場近くの様子です。
「いけにえ」という言葉が重く響きます。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/32373

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米軍はカメジローの、いったい何を恐れたのか?

 映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名はカメジロー」ですが。movie

 

 観に行く前は、「米軍(アメリカ)が最も恐れた男」と言われるカメジローさんという人は、いったいどれほど頑強で迫力のある男性なのだろう?と思っていました。

 

 写真で観たカメジローさんの姿は、なんだか笑っています。ちょっとおもしろい人のような感じですが。

 

 「でも、もしかしたら、声が恐いのかもしれない。話し方が恐いのかもしれない」と、観る前は少し緊張しました。なにしろ、「米軍(アメリカ)が最も恐れた男」だと言うのです。きっとすごい迫力の人に違いありません!sweat01

 

 ところが映像で出てきたカメジローさん(瀬長亀次郎さん)は…。

 

 なんだか明るくて、楽しそう?!(←ウソでしょう? ぜんぜん、恐くなさそうです!)

 

 いったいどうしてこの人が?

 

 ところが観ているうちにわかってきます。

 

 たしかにこれは、米軍(アメリカ)にとっては恐いかも…。sweat02

 

 というのは、映画のはじめの方で出て来るのですが、カメジローさんの追っかけをしていたという男性が言うのです。

 

 「追っかけするのは、楽しかったよ」と、うれしそうに。sun

 

 そう、実は、カメジローさんと言う人は、なんだか雰囲気が明るくて、見ていると気分が良くなってしまうような人だったようなのです。shine

 

 だからカメジローさんが演説をすると、米軍の圧政に不満を抱えていた人たちは、みんな気分良く、カメジローさんのファンになってしまう…。

 

 カメジローさんの力とは、腕力とか、陰謀をたくらむ力とかはまるで違う、とても真っ直ぐで明るい人間的な魅力なのです。

 

 これは米軍(アメリカ)にとっては、なかなか厄介だったと思います。

 

 何しろ米軍の沖縄統治の姿勢は、「(米軍は猫であり、沖縄は鼠である。猫の許す範囲しか鼠は遊べない」というものでした。

 

*リンク先は、その言葉が載っている沖縄公文書館のサイトです。

http://www.archives.pref.okinawa.jp/ryukyu_government/5495

 

 ところがカメジローさんが動き出すと、鼠であるはずの沖縄の人たちがカメジローさんを中心に力を結集してしまい、「猫に噛みついていく鼠」となってしまうのです!impact

sweat01

 瀬長亀次郎さんには、まっすぐな気持ちで、ばらばらの人たちの心をまとめて「大きな力」に変えてしまうという、そういう人間的な魅力がありました。shine

 
たしかに米軍は「強い力」を持っていましたが、でも、カメジローさんにはまったく違う種類の「力」がありました。

 米軍が持っていた力は、沖縄の人たちの土地を奪い、沖縄の人たちを傷つける力でした。

 

 ところがカメジローさんが持っていたのは、沖縄の人たちに希望を抱かせる力だったのです。sun

 結局、沖縄が本土に復帰しても、状況はあまり変わらなかったのかもしれません。

 でも米軍に対してカメジローさんという人が、まさに「人間的に勝利」していたということは間違いないでしょう。shine

 

*リンク先、Wikiの写真ですが、亀次郎さんが刑務所から出てきた時の写真です。刑務所の外にはたくさんの支持者が待っていて、その人たちに手を振っています。

(^0^)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E9%95%B7%E4%BA%80%E6%AC%A1%E9%83%8E

 

*リンク先は映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名はカメジロー」の公式サイトです。

http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

 

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カメジロー、笑っちゃいました♪

 映画、「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名はカメジロー」。movie

 観に行く前は少し怖かったので、正直な思いがかけませんでした。

 それは沖縄という土地の、本土からは想像もつかないであろう米軍の圧政と、それに抵抗した政治家という構図を思った時、それはどれほどハードな戦いであっただろうかと、たじろぐ気持ちを感じていたからです。sweat02

 

 でも見に行ってみたら、意外とそのあたりはOK!でした。

 

 米軍のふるまいは、出てくることには出てきます。

 

 でも、それよりも、カメジローさんという人の魅力が明るくて、そちらが印象に残ってしまうのですsun

 沖縄の戦後が織り込まれた、いたって真剣、真面目な映画です。

 

 それなのに、不謹慎な私は、映画を観ながら何度か笑ってしまいました。

 

 ここでは、私が笑ってしまった3カ所をご紹介します。

 

 どれも私が、映画館の暗闇の中で書きとったメモと記憶を頼りに書きますので、正確な表現ではありません。pencil

 

 でも「これはおもしろそうだ!」と思った方は、ぜひ映画館でたしかめてくださいね!(笑)

 

 笑ってしまったことその1

 

 映画の中で、カメジローさんは投獄されてしまいます。その刑務所はカメジローさんの自宅の隣にありました。

 

 カメジローさんは獄中から、家族への手紙にこう書いたそうです。

 

「この独房からは、我が家の屋根が見えます。私はこの独房が大好きです」。

 
……。sun

 

(^^;)

 

 笑ってしまったことその2

 

 カメジローさんが投獄されていた刑務所で、囚人たちが待遇改善を求めて暴動を起こします。それに手をやいた刑務所側が、助けを求めたのがなんと、収監されていたカメジーさんでした。もともと民衆に人気のある政治家だったので、刑務所側も事態の収拾に期待をしたようです。

 

 その時、職員がカメジローさんを尋ねると、カメジローさんはなんと読書をしていたとか?!

 

 映画を観ていた私は、はっと思います。

 

 「ええっ、それはもしかして、福澤諭吉さんの有名な『ウェーランドの講義』的に、泰然と?!」。sweat01

 

 ところがその後のカメジローさんの言葉に、くじけます。

 

 なんとカメジローさんは、その時に読んでいたユーゴーの「レ・ミゼラブル」があんまりおもしろかったので、熱中してしまっていたそうです。だから、暴動に気づかなかったとか。(笑ってました…。)

 

book(^^;)sun

 

 笑ってしまったことその3

 

 カメジローさんは民衆の支持を得て、那覇市の市長に当選します。ところがこれを嫌がった米軍は、なんと那覇市の水道を止めるという暴挙に出ます。sign01

 

 これにはさすがにカメジローさんも、心を痛めたようです。

 

 ところがその時、市民はカメジローさんの当選を恨むかと思いきや、なんとカメジローさんを支えるために行動するのです。

 

 なんと、市民が自主的に納税に?!sweat01

 あるおばあさんの言葉ですが、「米軍がカメさんをいじめるから、納税に来たサー!」(←たしか、沖縄風のこんな感じの言葉。)とのこと。

 そこで、「ええっ?、自分から税金を納めに来ちゃったの?!」と、映画を観ている私は目を丸くしてしまいました。

 いくら自分たちの支持するカメジローさんが意地悪をされていて、悔しかったからって、それを支持するために、納税に来てしまうなんて?!(笑)sun

 

 ちなみにこの時の、那覇市の納税率は97%になったと言われているそうです。sign01

 

 そしてこの時のカメジローさんはとにかく米軍や財界に邪魔をされ、せっかく納税されたお金を、今度は銀行が預かってくれないという事態です。(占領軍出資の銀行は、那覇市に対する補助金、融資、預金の凍結をしていました。)

 

 そこで市では大きな金庫を買って、職員が犬まで動員?して(笑)、集まったお金の番をしたそうです。

 

 また、カメジローさんのもとには、5000通もの応援の手紙が届きました。sun

 

 とにかく映画を観る前のたじろぎと、映画を観た後の印象がこれほど違う映画もめずらしいという気がします。

 瀬長亀次郎さんという人には、どこか底を抜けているような明るさがあって、ついついそこに惹かれてしまいます。

 映画を観た後はとにかく「日本に、こんな痛快な政治家がいたなんて!」という驚きと、「観にきて良かった!」といううれしい気持ちになりました。shine

*リンク先は「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名はカメジロー」のサイトです。
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/ 

 

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